不安という感情は本来、人間の防衛本能による正常な反応なのですが、ふさわしくない状況で不安になったり、日常生活に支障をきたすほど強い不安を感じたりする場合には、不安障害に当てはまる可能性があります。
不安障害は、不安を主な症状とした疾患の総称です。社交不安障害や全般性不安障害、パニック障害、強迫性障害も不安障害に分類されます。
例えば、社交不安障害では、人前に出たり話したりすることへの不安がとても強く、発汗や動悸などの身体症状が現れたり、そのような場面を回避しようとしたりすることで、日常生活に支障をきたしやすくなります。
・不安や心配になることが多いのを改善したい
・緊張や恐怖を強く感じやすいのを克服したい
・不安で外出することができないのを治したい
このようなことでお悩みではないですか。
不安障害の治療・克服には、薬物療法やカウンセリングが多く用いられます。
カウンセリングでは、カウンセラーとの対話を通じて、不安なことを客観的に捉えられるようになったり、気持ちが落ち着いたりする効果が期待できます。また、エクスポージャー療法(暴露療法)という心理療法を用いて克服したり、リラクセーション法を習得することで不安を軽減できるようにすることもあります。
不安障害は、自分が病気であることに気付きにくく、重症化すると外出が困難になりやすい精神疾患です。一人で悩みを抱え込んでしまっている方も、まずはうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。
例えば、以下のようなことが挙げられます。
・一緒に問題を整理することで、要因や考え方のクセなどに気づくことができる
・問題克服のための行動や取り組みについて、カウンセラーと一緒に進めることができる
・リラクゼーション法を習得し、不安に対して心身を落ち着かせることができるようになる
・1人で抱え込んできた悩みを話すことで、気分がすっきりとしてストレスを軽減する
・カウンセラーに理解してもらい、自分を受け入れることで、自己肯定感や自信を取り戻す
認知行動療法とは、自身の考え方の癖や行動パターンを把握し、ものの捉え方を整理したり、少しずつ行動を変えたりすることで、抱えている苦しみやストレスを軽減したり、問題の克服を目指したりする心理療法です。
はい。困りごとの程度にかかわらず、カウンセリングを受けることができます。
はい、可能です。うららか相談室では、東京の他にも、埼玉・神奈川・大阪など、対面で不安障害のカウンセリングを受けることができるカウンセラーが多数登録しております。対面相談可能なカウンセラーはこちらよりご確認いただけます。
不安障害のカウンセリングでは、認知行動療法や、自律訓練法などのリラクゼーション法が用いられることがあります。また、パニック障害・全般性不安障害・社交不安障害ではエクスポージャー療法(暴露療法)、強迫性障害では曝露反応妨害法が用いられることもあります。
不安障害などの診断名がついていなくても、カウンセリングは受けられます。
※状況により、医療機関の受診をお勧めする場合があります。
はい。不安障害を抱えている本人への接し方や本人との関係についてカウンセリングを受けることができます。