体の病気やケガと同じように、心の病気(精神疾患)や精神障害を抱えることは誰にでもありえます。代表的な心の病気の例は次の通りです。
・統合失調症などの精神病性障害
・認知症など
心の病気の症状の代表的な例は次の通りです。
抑うつ(気分の落ち込み)、不安、イライラ、意欲低下、不眠、食欲不振など
心の病気の原因は様々ですが、自分の性格(思考や行動のパターン)、つらい体験、日常生活のストレスが影響していることが多いと考えられています。
また、心の症状は人によって程度が異なり、精神疾患でなくても一時的に症状を抱えることはありますが、長期化すると治療が必要になることがあります。
心の病気には、おもに精神科や心療内科の医師による薬物療法と、カウンセラーによるカウンセリング(心理療法)が用いられます。薬で自分の性格が変わったり、つらい体験がなくなったりするわけではありませんが、抑うつや不安といった症状を抑えることができます。
カウンセリングでは、心の病気に影響している日常生活のストレスや物事の捉え方、過去の体験などを整理することで、考え方や行動パターン、対人関係などの変化を促します。このように心の在り方が変わっていくことで、心の病気を改善することができると考えられています。
心の病気(精神疾患)は、薬物療法とカウンセリングを組み合わせて使うことが効果的で、再発予防にも役立つと考えられています。心の病気や症状に悩んでいる方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。