PTSDとは、心的外傷後ストレス障害とも言い、心に深い傷を負ったことが原因となり、心や体に変調をきたすことを指します。性的暴行や暴力、虐待、DV、事故・事件、いじめ、自然災害、火事などが原因となることが多く、時間が経ってからも突如その時のことを鮮明に思い出してしまう、不安や緊張が続いたり眠れなくなる、つらい経験に苦しむことを避けるために感覚が麻痺する、といった症状があります。ショックなことが起きれば、一時的にそういった症状が起きることはありますが、それが長期化するとPTSDと診断されます。
PTSDになると、不眠や体調不良が続き集中力が欠如したりうつ状態になりやすくなります。また、いつまで経っても過去の出来事を引きずって「自分はなんてダメな人間なんだ」と自己評価が下がったり自分を卑下することもあり、人生が楽しめなくなる人もいます。心の不安定さが過去の出来事によって引き起こされていると気づかない場合もあり、原因が分からないまま気分が晴れず、本人も周りもしんどくなってしまうケースもあります。
進学や就職、結婚に影響が出ることも多く、PTSDが長引くほどその人の人生に大きな影響を与えてしまいます。
・過去にショックな出来事があり、それ以来心が不安定な状態が続いている
・PTSDを克服したいけどどうしていいか分からない
このようなことでお悩みではないですか。
PTSDは長期化するほど、周りからの理解を得られにくくなってしまい、1人で抱え込みやすくなってしまいます。
誰にも相談できずに辛い、早く治したいのにどうしていいか分からない、そんな方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。
例えば、以下のようなことが挙げられます。
・カウンセラーと一緒に現在の困りごとへの対応を考えることができる
・トラウマによる苦痛や自責の念を和らげる
・カウンセラーに理解してもらうことで、安心感や自信を取り戻す
PTSDによる苦痛を和らげる心理療法として、EMDR、ソマティック・エクスペリエンシング、持続エクスポージャー療法、ブレインスポッティングなどのトラウマセラピーが用いられることがあります。
はい、可能です。うららか相談室では、東京の他にも、埼玉・神奈川・大阪など、対面でPTSDのカウンセリングを受けることができるカウンセラーが多数登録しております。対面相談可能なカウンセラーはこちらよりご確認いただけます。
トラウマは、ショックや苦痛の大きな出来事による心の傷のことをいいます。PTSD(心的外傷後ストレス障害)は診断名であり、トラウマ体験が強く、日常生活に支障を及ぼす状態が続いた場合に診断されることがあります。
通常、カウンセリング費用は健康保険が適用されないため、自費での支払いとなることが多いです。例外として、精神科医の指示のもと、治療として行われるカウンセリングの場合は、保険適用となる場合があります。医療費控除も同様に、臨床心理士や公認心理師のみで実施するカウンセリングは、控除の対象外となります。