複雑性PTSDとは、幼少期の虐待、ネグレクト、親のDV、いじめなどの逃れがたく、長期的に繰り返されたトラウマ体験によって、精神的な苦痛や対人関係の問題などを抱え、日常生活に支障をきたしている状態をいいます。複雑性PTSDの症状は、フラッシュバック(トラウマの再体験)や回避、過覚醒、解離、抑うつといったPTSD(単純性PTSD)の症状に加えて、感情が制御できない、他人を信用できない、自分に価値がないと感じるといった症状を抱えやすくなることが特徴です。パーソナリティ障害の一種や愛着障害、(発達性トラウマ障害)などは似た基準が挙げられており、診断の違いを判断することが難しくなります。
・複雑性PTSDの心の傷を回復していきたい
・発達性トラウマ障害による感情の障害を改善したい
このようなことでお悩みではないですか。
いじめや虐待、性被害、暴力などのトラウマを誰にも相談できずに苦しんでいる人は少なくありません。複雑性PTSDを抱えている方は、症状によって日常生活に様々な困難を抱えていることが多く、カウンセリングでは、その苦痛を軽減して自分らしい人生を歩めるようになることをカウンセラーと一緒に目指します。
カウンセリングでは、EMDRやブレイン・スポッティングなどのトラウマセラピーや、感情の制御・対人関係の問題に効果的な認知行動療法(認知再構成法など)といった心理療法を用いることがあります。うららか相談室では、トラウマケアの経験が豊富なカウンセラーが多く在籍しています。複雑性PTSDからの回復を目指すきっかけとして、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。