森田療法とは
森田療法は、精神科医であった森田正馬(1874-1938)が約100年前に創始した心理療法です。創始された頃は入院療法が中心でしたが、現在では、外来療法、森田療法を取り入れたカウンセリング(アクティブカウンセリング)など、多様な形態で実践されています。また、日本で創始された心理療法ですが、現在では、4年ごとに国際学会が開催されるほど各国で実践されております。
このプログラムで扱うテーマ
このプログラムでは、森田療法の基本的な以下の3つの考え方を学習します。
どう変わることができるのか
プログラムを終了すると、不安や恐れと戦わないで、そのままに付き合い、より良く生きたいという欲求を実生活において建設的な行動の形で発揮していける考え方を理解できるようになります。
森田療法に関心がある方や森田療法の本を読んで自分に当てはまるが、具体的にどうしたらよいか分からないといった方
1コマ目:問題の理解(不安と欲求)
不安や恐れの裏にはより良く生きたいという欲求があることを理解していただきます。
2コマ目:とらわれ(悪循環)の機制
不安や恐れから逃れようとしたり排除しようとした努力が、かえって不安や恐れを大きくしてきたことを理解していただきます。
3コマ目:「あるがまま」の態度
不安や恐れと戦わないで、そのままに付き合い、より良く生きたいという欲求を実生活において建設的な行動の形で発揮していけるということを理解していただきます。
特になし