家族療法とは、家族全体を1つのシステムとみなし、家族全体にアプローチすることで問題の解決を目指す心理療法です。
家族療法では、起きている問題を個人ではなく家族という文脈の中でとらえ、悩みや症状を抱える本人だけでなく、その家族の相談にのりながら、家族の力で問題の解決を目指します。
不登校やひきこもり、抑うつ、無気力、不安、摂食障害、依存症、認知症、家庭内暴力、非行などの問題を抱える本人がカウンセリングを受けたくないという場合に、まずは家族が相談を始めることがあります。