河合 謙
(かわい けん)男性
臨床心理士・公認心理師
5/26 21:00〜 相談可能
紹介文
心療内科・精神科で10,000回以上のカウンセリングや、発達検査、ひきこもり支援、就労支援に携わってこられたカウンセラーさんです。夫婦・家族・異性関係や不登校などの相談も得意とされており、10年以上スクールカウンセラーとして思春期・青年期の臨床経験もお持ちです。
カウンセラーからのメッセージ
元気がなくなると、私たちはいろいろなことができなくなります。だるければ立ち上がることさえ億劫になりますし、高熱が出れば布団の中で横になっているだけで精一杯です。自分の体なのに、腕や足、指一本を動かすのさえ重労働に感じられます。逆に、できることといえば「眠ること」くらいしかなくなる――そんな経験、ありませんか?
これは心でも同じです。たとえば、家族や職場の人たちに認めてもらえないとき、私たちは気持ちが乱れ、イライラしたり、抗議したり、黙り込んだりします。もしかしたら、その行動こそが「そのときにできる精一杯の反応」なのかもしれません。
体も心も、そのような反応は自然なものです。体は眠ることで回復しようとし、心は沈むことで行動を抑え、慎重になるように自分を守ろうとします。ただ、その状態が長く続くとつらくなり、どうにかして早く回復したいと焦ってしまいますよね。でも、熱があるときに無理に体を動かすことや、気持ちが落ち込んでいるのに無理に元気を出そうとすることは、自然な回復の流れに逆らう行為になってしまうこともあります。
だからこそ、「今できることをすること」が大切です。
不登校の子どもたち、わかってもらえないパートナーや同僚・上司、自分の将来への不安……そんな状況に向き合うとき、いまの自分ができる範囲で、一緒に見つめ直していけたらと思います。
まずは「話すこと」から始めてみませんか?
今は話をすることが精一杯という方、メッセージを送るのも大変という方――そんな方々のお手伝いができれば嬉しいです。ご連絡をお待ちしております。
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資格・経歴
臨床心理士・公認心理師として、心療内科・精神科での心理面接や発達検査、精神科デイケア・ひきこもり・就労支援に15年以上携わってきました。
カウンセリングでは10,000回を超える面接の中で、うつや不安、発達特性、職場や家庭でのストレスなど、さまざまな課題と向き合ってきました。
また、高校のスクールカウンセラーとしても15年になります。そこでは不登校、いじめ、進路の悩み、家庭の困難など、子どもたちの声に耳を傾けてきました。子ども本人だけでなく、保護者や教職員と連携し、安心できる関係性の中で支援を続けることを大切にしています。
カウンセリングでは、「今のそのままの気持ち」に丁寧に寄り添いながら、必要であれば一緒に整理したり、言葉にしたりするお手伝いをしています。うまく言葉にできなくても大丈夫です。「話してみようかな」と思えたタイミングで、お気軽にご相談ください。