河合 謙
(かわい けん)男性
臨床心理士・公認心理師
明日20:30〜 相談可能
紹介文
心療内科・精神科で10,000回以上のカウンセリングや、発達検査、ひきこもり支援、就労支援に携わってこられたカウンセラーさんです。夫婦・家族・異性関係や不登校などの相談も得意とされており、10年以上スクールカウンセラーとして思春期・青年期の臨床経験もお持ちです。
カウンセラーからのメッセージ
元気がなくなると、いろいろなことができなくなりますよね。だるければ、立っていることも億劫になります。高熱が出れば、布団の中で横になっているだけです。自分の体であるはずなのに、腕や足、指一本を動かすことも重労働です。逆にできることと言えば、眠ることだけになります。それは心でも同様です。例えば家族や職場の同僚・上司から自分のことを認めてもらえないとき、私たちは自分の気持ちや考えや行動が乱れ、イライラし、抗議したり、だんまりしたりします。逆に言えば、その時の行動が唯一のできることかもしれません。
体と心にとって、これらは自然な反応なのです。熱が出たときに唯一できる「眠る」ということを通して、体の回復に努めます。うまくいかないときに、こころは沈むことで行動を抑制して、慎重になるように自制しています。それらの状態はとてもつらく、なんとかして早期に回復をしたくなりますが、高熱の時に体を動かすこと、うまくいかないときに積極的に行動することは、自然な反応とは逆の行為になり、悪化させることにつながりかねません。
こころが元気になっていく方法には「できることをすること」。それが一番大切です。不登校状態にある子どもたち、理解してもらえないパートナーや同僚・上司、自分自身の将来への不安、その状況に出会った際の対応を一緒に見つめなおしていけたらと思います。
まずは話すことから始めてませんか?今、話をすることが精一杯の方、メッセージを作ることが精一杯の方、そんな方々のお手伝いができたらと思います。ご連絡をお待ちしております。
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資格・経歴
心理系大学院修了後、心療内科・精神科でカウンセラーとして勤務しています。常勤臨床心理士としてこれまで10,000回以上の心理面接だけでなく、発達検査やひきこもり支援、就労支援に携わっております。またスクールカウンセラーとしても10年以上非常勤で勤務しており、不登校や友人、家族といった思春期青年期の臨床にも従事しています。