トラウマとは、心的外傷といい、ショックや苦痛の大きな過去の出来事により心が傷つき、時間が経っても傷が癒えず、様々なつらい反応が起こることをいいます。
トラウマになりやすい出来事には、犯罪被害、虐待、いじめ、DV、ハラスメント、災害、事故、戦争、死別などが挙げられます。
トラウマ反応には次のようなものがあります。
・フラッシュバック(侵入体験・再体験)
トラウマとなった出来事を忘れたくても思い出してしまったり、夢に出てきたりします。
・回避、麻痺
トラウマとなった場所や似た場面を避けたり、何も感じなくなったりします。
・過覚醒
神経が興奮して緊張状態になり、物音や声に過敏になったり、眠れなくなったりします。
このような日常生活に支障をきたす症状が1ヶ月以上続く場合はPTSD(心的外傷後ストレス障害)、1ヶ月未満の場合は急性ストレス障害と診断されることがあります。
日常的な傷つき体験であれば、時間が経ったり誰かに話したりしているうちに和らぐことが多いですが、ショックの大きな体験は自分の中でなかなか受け入れられず、うまく処理ができないままトラウマとして残りやすいと考えられています。
・トラウマを克服したいけれど、どうすればいいかわからない
・トラウマを解消したいのに、忘れようと思えば思うほど意識してしまう
このようなことでお悩みではないですか。
いじめや虐待、性被害、暴力、犯罪被害などのトラウマを誰にも相談できずに苦しんでいる人は少なくありません。そうした方は、症状によって日常生活に様々な困難を抱えていることが多く、カウンセリングでは、その苦痛を軽減して自分らしい人生を歩めるようになることをカウンセラーと一緒に目指します。
また、カウンセリングでは、トラウマケアとしてEMDRや持続エクスポージャー療法、ブレイン・スポッティング、TFTなどの心理療法が用いられることがあります。
うららか相談室では、トラウマケアの経験が豊富なカウンセラーが多く在籍しています。トラウマを克服して自分らしい人生を歩めるようになりたい方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。
※心理療法としてのトラウマケア(トラウマ療法・トラウマセラピー)を実施可能なカウンセラーについては、こちらのページをご確認ください。
"例えば、以下のようなことが挙げられます。
・カウンセラーと一緒に現在の困りごとへの対応を考えることができる
・トラウマによる苦痛や自責の念を和らげる
・カウンセラーに理解してもらうことで、安心感や自信を取り戻す"
通常、カウンセリング費用は健康保険が適用されないため、自費での支払いとなることが多いです。例外として、精神科医の指示のもと、治療として行われるカウンセリングの場合は、保険適用となる場合があります。医療費控除も同様に、臨床心理士や公認心理師のみで実施するカウンセリングは、控除の対象外となります。
トラウマによる苦痛を和らげる心理療法として、EMDR、ソマティック・エクスペリエンシング、持続エクスポージャー療法、ブレインスポッティングなどのトラウマセラピーが用いられることがあります。
はい、可能です。うららか相談室では、東京の他にも、埼玉・神奈川・大阪など、対面でトラウマのカウンセリングを受けることができるカウンセラーが多数登録しております。対面相談可能なカウンセラーはこちらよりご確認いただけます。