誰にも言えない悩みを、一人で抱えてしまっていませんか?
誰かに相談したくても、恥ずかしくて言い出せない、他人を悪く言うことになるから、などと悩みをそのままにしている人が少なくありません。ですが、一人で悩みを抱えてしまうことは、それ以上のリスクがあります。
誰にも言えない悩みはどのように解決すればいいのでしょうか。
目次
- まとめ
人は誰しも、程度にかかわらず、悩みを抱えています。そうした悩みや心の内のモヤモヤを、自分の外に向けて解放することで、気持ちがスッキリすることを、心理学の分野で「カルタシス」と言います。この「カルタシスを得たい」という欲求は誰しもが持っています。ですので、悩みを誰かに聞いてほしいのは自然なことなのです。悩みを誰にも言わないままでいると、よりストレスが溜まっていくものなのですが、現代社会における人間関係や悩みの原因というものは複雑で、それぞれに事情があり、誰にも言えない悩みを抱える人が多くなってしまうのでしょう。
オンラインカウンセリングのうららか相談室では、秘密の厳守を固くお約束いたします。
匿名でご利用いただけるため家族や友人に知られることなく、安心して悩みを相談することが可能です。
何かに悩んだとき、相談する相手としてぱっと思いつくのは、親しい人ではないでしょうか。家族や友達、仕事のことであれば上司といったように、少ししか関わりのない人をわざわざ捕まえて悩みを相談するというのは少し想像しづらいですよね。
ですが、親しい人だからこそ言えないこともあります。それは、悩みを言うことで嫌われたくない、軽蔑されたくないという気持ちからであったり、相手に悩みを一緒に背負わせてしまうという申し訳なさからであったりします。
例えば、
など、自分自身も後ろめたさを感じている内容だと、親しい人に相談しにくくなるのではないでしょうか。
迷惑をかけないように「自分が我慢すれば丸くおさまる」と言い聞かせているのかもしれませんが、ずっと一人で悩みを抱えて、自分自身が苦しんでしまっては元も子もありません。誰にも言えない悩みがある場合、どのように解決するのがいいのでしょうか。
◆紙に書いて整理する
悩みやモヤモヤすることがあるときは、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまって、自分でも何が悩みなのか分からないことがあります。
誰に何をされたから嫌な気持ちになっているのか、どうして嫌な気持ちになったのか、本当はどうしてほしいのか、などを一度紙に書きだすことで整理されやすくなります。
悩みがあっても、「自分が悪いのではないか」「自分にダメなところがあったから相手に嫌なことを言われたのではないか」などと自分を責めてしまっている人も、紙に書きだすことで、冷静に状況を見つめ直すことができます。
◆思いっきり泣く
泣くという行為には、ストレスを発散する効果があります。頭やこころの中にしか存在しなかった悩みやモヤモヤを、涙という形で外に解放してあげることです。思いっきり泣いた後には、冷静に悩みについて考えられるかもしれません。
「悩みのことを考えると、泣くというよりどんどん深みにはまってしまう」という方は、悩みの種類と関係のないドラマや映画を見て泣くのも効果があります。ただ、バッドエンドの悲しい内容や、後味の悪い作品だと、かえって気持ちが落ち込んでしまう可能性があります。感動したり、ほっこりしたりするような作品を選ぶようにしましょう。
◆一部だけ、あるいは順を追って相談して様子をみる
誰にも言えない悩みの中には、全てを話そうとするために後ろめたさを感じることがあるのではないでしょうか。大きな悩みから派生した比較的小さなモヤモヤや、一部の悩みだけでも、相談してみると気持ちの負担を減らすことができます。相手の反応を見て、その先を相談するかどうか判断してもいいでしょう。
◆カウンセリングを受けてみる
カウンセリングというと、まだまだ「精神科」に近いイメージを持っている人も多いですが、そもそもカウンセリングは精神疾患や病気がなくても気軽に利用できるものです。メールや電話・ビデオ通話などのオンラインカウンセリングであれば、カウンセリングルームに入っていくところを知り合いに見られるといった心配もなく、好きな時間に自宅で悩みを相談することができます。
第三者に相談することになるので、「誰にも言えない悩み」を相談しやすいですし、臨床心理士などのカウンセラーは心の悩みを解決する専門家ですから、的確なアドバイスをもらうことができます。
また、何をどう悩んでいるのか自分でもよく分かっていない場合でも、カウンセリングによって自身の現状を整理することができて、今まで気づいていなかったことに気づけたり、新しい発見につながったりすることが期待できます。
臨床心理士とは・・・
悩みを抱える人との対話をベースに、精神分析や心理療法を使って問題の解決をサポートする「こころの専門家」です。
臨床心理士の資格は厳しい学習条件が求められ、心理業界では長年にわたり根強い信頼性を持っています。
うららか相談室には、多くの臨床心理士が在籍しています。
メッセージ・ビデオ・電話・対面、あなたが一番話しやすい方法で、悩みを相談してみませんか。
一人で心の内につらい悩みをとどめることは、自分自身にリスクを抱えることでもあります。モヤモヤが外に出ないまま大きくなると、いつかパンクしてしまうかもしれません。何をどう悩んでいるか自分でも分かっていない場合は、紙に書き出したり、カウンセリングを受けたりすることによってだんだん見えてくるはずです。誰にも言えないと思っている悩みでも、なるべくどこかに解放してあげるように工夫をしましょう。うららか相談室では、匿名でメッセージ / ビデオ通話 / 電話といったオンラインでのカウンセリングができます。臨床心理士などの専門家に、気軽に悩みを相談していただけます。誰にも言えない悩みを持っている人は、ぜひご活用ください。