自身の実績や能力を過大評価し、「他人から称賛されたい」「自分は優れている」という気持ちが極端に強く、そのために本人が苦しんでいたり、日常生活に支障をきたしたりしている場合、パーソナリティ障害の中でも、自己愛性パーソナリティー障害という診断名が付く場合があります。
自分を否定されると怒りが収まらなくなって相手を攻撃したり、自分が賞賛されるためであれば手段を選ばず周囲を巻き込んでしまったりする傾向があります。
似た診断名に「演技性パーソナリティー障害」というものがありますが、こちらは「他人から注目されたい」「注目されていないとつらい」という気持ちが極端に強いものです。
自己愛性パーソナリティ障害には、精神科や臨床心理士による認知行動療法などの精神療法が有効とされています。ただし、パーソナリティ障害の治療はそう簡単なものではありませんので、こころの病の併発を防ぐためのメンタルケアと根気が必要になります。また、すでにうつ病や他の障害が併発している場合には、そちらの治療も同時に行うことがあります。
はい。診断を受けていなくても、人から認められないと強く落ち込む、批判されると怒りが抑えられない、人間関係がうまくいかないなど、自分が困っていることについて相談できます。
カウンセリングは、性格を責めたり「悪い人」と判断したりするための場ではありません。人には話しにくい考えや、自分でも変えたいと思っている行動についても相談できます。
はい。ただし、自己愛性パーソナリティ障害かどうかを判断することはできません。相手との関係で何に困っているのか、相手との接し方などについては相談できます。
はい。どのような場面で指摘されるのか、そのとき自分はどう感じたり行動したりしているのかについて相談できます。
現在困っている人間関係や、怒り・落ち込みが生じる場面などを確認しながら、自分の考え方や相手との関わり方を振り返ります。内容や進め方は、本人が困っていることによって異なります。
はい。相手が参加しなくても、相手との関係で感じている負担や、今後の接し方などについて相談できます。