仕事に後ろ向きな気分になっている、仕事で関わる人への関心がなくなる、達成感がない、疲労感がある・・・
このような状態は少し疲れている時なら誰でも経験するようなことです。疲れている時は一人でいたいものですし、後ろ向きになることもあります。
しかし、一時的ではなく最近ずっと仕事のやる気が出ない、仕事で関わる人に冷たく接する、自分に自信がない、疲れていて元気がない、そんな状態が続いている時は、燃え尽き症候群を疑った方がいいかもしれません。燃え尽き症候群は、今まで熱心に仕事に取り組んできた人が、その結果としてストレスを持続的に受けることで衰弱している状態に当てはまります。
最初は「ただの疲れで、少し休めばよくなる」と思い込み、自分自身でも気づかない人が多く、周りから指摘されて気づく場合も多いです。
燃え尽き症候群は、相手に笑顔で接することが多い人がなりやすく、医療関係や福祉、介護、コールセンターなどの仕事に就いている人は特に心身をすり減らすことが多いため、燃え尽き症候群になりやすいです。その他、職場に嫌な上司がいる、といったような場合も、嫌とは言わず笑顔で対応するタイプの人は燃え尽き症候群になりやすいでしょう。
・仕事に対してやる気が起きず、後ろ向きな気持ちになってしまう
・燃え尽き症候群の症状があるが、治す方法が分からない
燃え尽き症候群は、本人より周りが先に気づくケースも多く、指摘されてもなかなか受け入れられない人も多いです。頑張りすぎて疲れていることは確かなので、指摘されたり、少し変だなと思ったら、一度誰かに気持ちを吐き出してみてはいかがでしょうか。思っていることを吐き出すことでストレス発散にもなりますし、自分の症状を客観的に見ることもできます。なかなか周りには相談しにくい、家族や友達には心配をかけたくない、そんな方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。