ある特定の場面になったり出来事が起こると、生活に支障が出るほどの苦痛を感じてしまい、うまく適応できないことを適応障害と言います。
誰しも、苦手な状況や場面、ストレスとなっている原因などはあるものですが、苦労しながらも折り合いをつけて生活していますよね。例えば会社や学校に苦手な人がいて、その人に会うとストレスを感じる、といったことがあるとします。普通はそんなのよくあることだ、と思うかもしれませんが、ストレスの大きさや感じ方、耐性というのは人それぞれです。あまりにそのストレスが強く耐えがたい場合、「心の不調」が現れるようになり、憂鬱な気分になって落ち込む、不安感や焦燥感で悩まされるといった症状が出てきます。また、行動面にも影響が出ることがあり、手が震えたりめまいがしたり、涙が出る、暴飲暴食やお酒の飲みすぎ、無断欠席、喧嘩をする、といったことが症状として出てきます。
しかし適応障害は、ストレスの原因がなくなれば症状が治まるので、例えば職場にストレスの原因がある人は、平日は症状が出るけれど土日になると治まる、ということも多いです。
・適応障害に悩まされているけどどうしていいか分からない
・適応障害を改善したいけど、悩みの原因が職場にあって転職もできない
このようなことでお悩みではないですか。
適応障害の治療法として最も簡単なのは、ストレスとなっている原因を取り除くことです。しかし家庭内や職場、学校にストレスの原因があり、なかなか取り除けないこともありますよね。そういった場合、ストレスとの向き合い方を変えていったり、ストレスを上手く発散したり、耐性をつけていくのが近道です。もし周りになかなか相談できる人がいない、という方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。