パニック障害は、動悸や過呼吸、発汗、吐き気、めまい、頭痛などが同時に突然起こるパニック発作を繰り返し、日常生活に支障をきたす疾患です。
パニック発作が起きている時は「死んでしまうかもしれない」というほどの不安に襲われますが、救急車を呼んで検査をしても体の異常は見つかりません。そして、またパニックが起こるかもしれないという予期不安から、逃げ場のない電車やエレベーターなどに乗れなくなったり、人混みや外出を避けるようになることがあります。これを広場恐怖といいます。
・パニック障害の対処ができるようになりたい
・パニック発作について、家族や職場に理解されない
・パニック障害の広場恐怖を克服したい
このようなことでお悩みではないですか。
パニック障害は、周りから「気にしすぎではないか」と言われたり、パニック発作を重ねることで「またか」と思われたりしやすく、なかなか理解を得られずに一人で悩みを抱え込んでしまう人も多いです。
パニック障害は薬による治療と併せて、パニック発作が起こったときにうまく心身を落ち着かせるように不安をコントロールするリラクゼーション法や、電車や人混みなどの広場恐怖に徐々に慣れていくような認知行動療法(エクスポージャー療法など)といった心理療法をカウンセラーと一緒に行うことも効果があるとされています。
パニック障害における不安の特徴は人によって異なるため、考え方や生活環境などに合わせて対処法を考えていくことが効果的です。カウンセリングをしていく中で、根本的な原因や考え方に気付き、広場恐怖を克服する方もいます。
周りに理解されず一人で困っている方や、自身の不安への対処について考えていきたい方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。