統合失調症とは、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで起こる病気で、考えや気持ち、行動をまとめる脳の機能が低下し、妄想や幻覚などの症状も現れます。
主に3つの症状があり、幻覚が見えたり妄想をしてしまう陽性症状、感情の動きが少なくなったり意欲が低下する陰性症状、記憶力や注意力、判断力が低下する認知機能障害があります。
幻覚も妄想も、「誰かから攻撃されている」「悪口を言われている」といった類いのものが多く、実際に人の声として聞こえる場合もあります。周りから見たら、そんなはずない、被害妄想だ、と思われるので、本人は自分の苦しみをなかなか理解されずにつらい思いをすることも多いです。
また、認知機能障害の症状が出ると、人からされた説明がなかなか理解できない、一度聞いたはずなのにすぐに忘れる、といったようなことが起こるので、仕事や学業に支障をきたしてしまいます。新しい仕事が覚えられない、指示の内容が理解できない、作業をどこまでしたか分からなくなる、そういったことが起こるようになるので、仕事だけでなく家事なども困難に感じる場合があります。以前は普通にできていたことができなくなったり、周りに迷惑をかけてしまっている、ということがストレスとなり、一人で抱え込んでしまうケースも多いです。
・統合失調症を改善したいけどどうしていいか分からない
・統合失調症の悩みを誰かに相談したいけど、周りにはなかなか理解されずに辛い
このようなことでお悩みではないですか。
統合失調症は、自分の悪口が幻聴として聞こえたり、誰かに監視されているような妄想をしてしまうので、周りの人が信用できなくなったり、誰に相談していいか分からなくなったりもします。家族や友人には相談しづらい、相談しても理解してもらえない、そんな風に1人で抱え込んでしまいやすいので、辛い思いをしている方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。