ショックなことがあってしばらく落ち込んでいる、嬉しい事があってテンションが上がっている、このような気分の波は誰にでもあることです。しかし、それが極端で、落ち込む時は部屋から出られないほどしんどい、逆にテンションが高い時は数日寝なくても元気に活動できる、そのような場合、双極性障害かもしれません。
双極性障害とは、以前は躁うつ病とも呼ばれていて、ハイテンションで活動的な「躁状態」と、憂鬱で無気力な「うつ状態」を定期的に繰り返す病気のことです。
うつ病はずっとうつ状態が続くのに対し、双極性障害は数カ月、または年単位でうつ状態と躁状態を繰り返すのが特徴で、元気な躁状態があるため、本人も病気とは気がつかない場合があります。
躁状態は人によって程度が様々ですが、症状が重いと、虚言癖や無謀な買い物をしたり、できない約束をしてしまい、信頼を失ってしまうことになり、失業したり離婚することになる場合もあります。また、うつ状態の時に躁状態の自分に対する嫌悪感でますます辛くなってしまいます。
・気分がいい時と悪い時の差が激しく、悪い時はしんどくて何もしたくない
・双極性障害を改善したいけどどうしていいか分からない
このようなことでお悩みではないですか。
双極性障害は、本人は病気の自覚がない場合も多いですが、気分の波が激しく、悪い時は布団から一歩も出られない、という状態になる人もいます。学校や仕事に行けない、家事ができない、といったことが起きますが、しばらくすれば元気になるので病気が隠れていることに気がつきにくいです。また、双極性障害と分かっても、元気な時もあるのでどう治していったらいいか戸惑う人も多いです。
周りにはなかなか相談しづらい、病院のカウンセリングサービスは高くてなかなか利用できない、そんな風にお悩みの方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。
例えば、以下のようなことが挙げられます。
・カウンセラーに理解してもらうことで、直面している問題を受け入れる
・一緒に問題を整理することで、要因や改善方法、自分の気持ちに気づく
・考え方のクセや人間関係のパターンなどに気づき、変容を促す
・1人で抱え込んできた悩みを話すことで、気分がすっきりとしてストレスを軽減する
カウンセリングと心理療法は、区別せずに用いられることが多いですが、カウンセリングは、カウンセラーが相談者の話を聴くことによって、相談者自身が主体的に問題を解決できるようにサポートすることを指します。病気に関する正しい情報や対応についてアドバイスする心理教育を行うこともあります。
一方で、心理療法は、症状や問題の改善を目的として行われる、方針や流れがある程度決まった方法を指します。認知行動療法などは、心理療法の一つです。心理療法では、カウンセラーが積極的に介入したり、相談者に助言したりすることが多くなります。
通常、カウンセリング費用は健康保険が適用されないため、自費での支払いとなることが多いです。例外として、精神科医の指示のもと、治療として行われるカウンセリングの場合は、保険適用となる場合があります。医療費控除も同様に、臨床心理士や公認心理師のみで実施するカウンセリングは、控除の対象外となります。
双極性障害、躁うつ病などの診断名がついていなくても、もちろんカウンセリングは受けられます。
認知行動療法とは、自身の考え方の癖や行動パターンを把握し、ものの捉え方を整理したり、少しずつ行動を変えたりすることで、抱えている苦しみやストレスを軽減したり、問題の解決を目指したりする心理療法です。
はい、可能です。うららか相談室では、東京の他にも、埼玉・神奈川・大阪など、対面で双極性障害のカウンセリングを受けることができるカウンセラーが多数登録しております。対面相談可能なカウンセラーはこちらよりご確認いただけます。