曝露反応妨害法とは
曝露反応妨害法とは、強迫性障害(強迫症)の治療に有効な心理療法であり、繰り返し頭に浮かんで離れないこだわりや不安(強迫観念)を感じる状況にあえて向き合い、その不安を打ち消すためにとってしまう過剰な行動や反応(強迫行為)を起こさないようにすることでやがて不安が低下することを、徐々に段階を経て体験していきます。
※強迫性障害は、自分でもくだらない、やめたいと思っているのにどうしてもやめられない強迫行為により、日常生活に支障をきたしてしまう精神疾患で、病気としての自覚が乏しく、自分は神経質、心配性すぎるだけだと考えて治療を行わないまま症状が悪化しやすいのが特徴です。