ためこみ症とは、客観的に価値のないものであっても必要だと思い込み、自分の持ちものを捨てることがどうしてもできない状態が続くため、居住空間に散らかったもののために日常生活が困難になったり、持ちものを捨てることに強い苦痛を感じたりするようになる精神疾患です。ためこみが病的であることへの自覚がない人も多く、自然に治ることはほとんどないため、時間が経つにつれて「ごみ屋敷」になる可能性もあります。
・部屋がもので散らかっているが、どうしても捨てられない
・ためこみ症を改善して、ごみ屋敷状態を克服したい
このようなことでお悩みではないですか。
ためこみ症を抱える人は家族や友人を家の中に入らせず、社会的に孤立してしまうことがあります。ためこみをやめる意思がなく治療ができない人も多いため、周囲の関わりは大切になります。
治療には、薬物療法とカウンセリング(認知行動療法)が多く用いられます。カウンセリングでは、ためこんでしまうという行動や考え方に対して理解を深めたり、快適な生活を目指したりすることができます。
ためこみ症は時間の経過とともに悪化するため、早期に対応することが重要です。どうしても捨てられないものを部屋にためこんでしまうという方は、まずはうららか相談室のカウンセラー・専門家に相談してみてください。