きれい好きの範疇を超えた重度の潔癖症により日常生活に支障をきたしているような場合は、強迫性障害という精神疾患の可能性があります。
強迫性障害(強迫症・OCD)では、自分でも不合理だと分かっているような根拠のないこだわり(強迫観念)が頭から離れず、その不安を打ち消すために過剰な行動(強迫行為)を繰り返し行います。
強迫性障害の例として、「菌で汚染されている」という不安から、手が荒れるほど何度も手洗いや入浴をしたり、ドアノブやエレベーターのボタン、つり革などに触れなかったりすることが挙げられます。
ほかにも、外出時に鍵やガスが閉まっているか何度も確認してしまったり、家のリモコンなどが特定の配置にないと気が済まなかったりする場合は、強迫性障害の可能性があります。
・潔癖症を克服してストレスの少ない生活を送りたい
・重度のきれい好きで、周囲に迷惑をかけてしまっている
このようなことでお悩みではないですか。
強迫性障害は、病識(病気である自覚)がないことが多く、自分はきれい好きすぎるだけだと考えて、受診や治療が遅れやすい精神疾患です。
治療の多くは、曝露反応妨害法という、ストレスの度合いに応じて徐々に強迫行為を抑えて馴らしていくという心理療法がとられます。
潔癖症を克服したい方、強迫性障害の診断はされなかったもののきれい好きすぎて困っている方、汚染される不安により外出が難しい方、強迫性障害の受診を迷っている方も、気軽にうららか相談室のオンラインカウンセリングを活用してみてください。