「辛いことがあったから今日は部屋で休みたい」「しんどいから一日中部屋から出たくない」そんな風に思うことは誰しもあるものです。しかしその状態が長引いてしまうと、引きこもりの状態になってしまいます。
ひきこもり状態とは、『就学や就労をしておらず、自宅を中心とした生活を送る状況が6か月以上続いている状態』と定義されています。
ひきこもりの原因は、人間関係や挫折経験であることが多く、例えば以下のようなケースが考えられます。
・学校でいじめを受けて不登校になり、それから引きこもり続けているケース
・大学入試や就職活動で失敗し、自信を失ってしまったケース
・就職をしたもののハラスメントなどのストレスによって働くことに消極的になってしまったケース
・引きこもりを克服して外に出られるようになりたい
・引きこもりを治して社会復帰したい
・親がいなくなったらどう生活して良いのかわからない
このようなことでお悩みではないですか。
ひきこもり状態が長期化すると、80代の親が50代の子どもの生活を支える「8050問題」に発展します。
一人での生活に困らない状態であれば問題ないのですが、生活力がついていないと、親の死後に急に社会に放り出されることになり、適応が非常に難しくなってしまいます。
まずは家族以外の人と話す、ちょっとした悩みを話したり何気ない会話をする、ということから始めてみませんか。
ビデオや電話では話しづらい、という方は、メッセージ相談も活用してみてください。