人前で話そうとすると汗をかいたり震えが止まらなくなる、過度に緊張してうまく喋れなくなる、そんなあがり症に悩む人は意外と多いです。就活での面接、会社でのプレゼン、冠婚葬祭でのスピーチなど、人前で話さなければならない場面というのはけっこうあります。人前で話す時に緊張するのは普通のことですが、極度に緊張してしまい話すのが困難なほどになると、それはあがり症と判断されます。ではあがり症は何が原因になっているのでしょうか。
生まれつき、あがり症という人はいません。だいたいどこかで、人前で話す時に失敗して恥ずかしい思いをした、上手く話せずバカにされたりからかわれたりした、という経験があり、それが原因で「次も失敗してしまうかもしれない」とプレッシャーを感じ、あがり症になっていくことがほとんどです。特に真面目で責任感の強い人は、次は失敗しちゃいけない、きちんとこなさなければならない、とプレッシャーを感じてしまい、それがあがり症へとつながっていくことになります。それまでまったく平気だったのに、たった一回の苦い経験であがり症になる、というのは珍しいことではありません。
ではそんなあがり症は、どうすれば克服できるのでしょうか。
あがり症を克服するには、とにかく場数を踏む、という人もいます。しかし場数を踏んだからといって、より失敗経験が増えれば、あがり症はむしろ悪化してしまうでしょう。あがり症を治すには、緊張することを自分に許してあげることも大切です。緊張するのは普通のことですし、緊張することと失敗することはイコールではありません。そして今回は○○ができた、と小さな成功体験を積み重ねることで、あがり症は克服されやすくなります。
・あがり症を克服して人前で話せるようになりたい
・話すときに緊張して震えてしまうのを克服したい
こんなことでお悩みではないですか。
人前で上手く喋れない、次もまた失敗してしまうのではないか、そんな風に悩めば悩むほど、さらに緊張してしまいますよね。もしあがり症を少しでも克服したい、治していきたいという方は、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。
例えば、以下のようなことが挙げられます。
・一緒に問題を整理することで、要因や考え方のクセ、克服方法などに気づくことができる
・問題克服のための行動や取り組みについて、カウンセラーと一緒に進めることができる
・リラクゼーション法を習得し、不安に対して心身を落ち着かせることができるようになる
・カウンセラーに理解してもらい、自分を受け入れることで、自己肯定感や自信を取り戻す
あがり症の克服には、認知行動療法が用いられることも多いです。