近年、コミュニケーションが苦手なことを俗称で「コミュ障」と呼ぶ風潮があります。この「コミュ障」は「コミュニケーション障害」を略したものですが、本来医学的な用語としての『コミュニケーション障害』とは、言語の習得と使用が困難な「言語症」やスムーズな発話が困難な「吃音」などの、ことばを使って他人とコミュニケーションをとることが難しい症状の総称をいいます。
一般的に広く知られている「コミュ障」とは、空気が読めない、会話が苦手、人見知りといった特徴を指す場合が多く、医学的な『コミュニケーション障害』と少し意味合いが異なります。いわゆる「コミュ障」の原因は、家庭環境や過去の友人関係、あるいは自身が抱えるコンプレックスであったりと様々です。
また、偏見的なニュアンスを含んだ「コミュ障」という俗称を避けて、医学的な意味と区別するために、広く「コミュニケーション不安」と呼ぶことがあります。
・「コミュ障」と言われてしまう性格を直したい
・他人との会話に対する苦手意識を克服したい
このようなことでお悩みではないですか。
コミュニケーション不安を解消するには、自分がどういったコミュニケーションを苦手としているのかについて理解しておく必要があります。
初対面の人とのコミュニケーションが苦手であれば、自分に自信をつけるなどして人見知りを治していくことになります。空気が読めないということが多ければ、「非言語コミュニケーション」すなわち、言葉を使わないコミュニケーションを鍛えていく必要があります。会話が苦手な人は、相槌や質問を上手く取り入れたり、沈黙を気にしすぎないようにすることで改善されていきます。
自分がどういったタイプに当てはまるのか分からない、コミュニケーションへの苦手意識を着実に解消したいという方は、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。