適応障害とは、特定の環境(ストレス因)にうまく適応できず、ストレスによって抑うつなどの症状が現れる精神疾患です。
適応障害の主な症状
精神面:抑うつ(気分の落ち込み)、不安、イライラ、緊張など
身体面:不眠、過眠、食欲不振、過食、腹痛・頭痛・動悸・めまいなど
行動面:遅刻・無断欠席など
適応障害のきっかけとなるストレス因には、人生の変化や環境の変化などが挙げられます。
(例)転職、異動、結婚、離婚、出産、進学、引っ越し、失恋など
良い出来事であっても、大きな変化は心身に負担をかけることがあります。
適応障害の症状は、うつ病と違い、ストレスの要因から離れると改善します。しかし、簡単に環境を変えることは難しい場合があります。適応障害の克服には、環境調整や薬物療法だけでなく、カウンセリングや認知行動療法などによって、ストレスを抱えやすい考え方の癖や行動パターンに気づき、ストレスへの対処スキルを身につけることが重要です。
認知行動療法(CBT)とは、物事の捉え方・考え方(認知)や行動に働きかけて、抱えている悩みや問題、心の不調等の改善を目指す心理療法です。ストレスを抱えやすい「考え方のクセ」や「行動パターン」に気づき、柔軟な考え方や行動ができるように、カウンセラーと対話を重ねます。
ストレスを抱えやすい考え方から柔軟な考え方を習得することは、適応障害の再発防止にも効果があります。
認知行動療法の一種であるコラム法(認知再構成法)では、ストレスを感じた「状況」「感情」「頭に浮かんだ考え」を記録し、その根拠やほかの考え方を検討することで、柔軟な考え方の習得を目指します。
認知行動療法は、専門知識を持ったカウンセラーと一緒に取り組むことで、より安全で着実に安心して進めていくことができます。うららか相談室には、適応障害の認知行動療法に対応しているカウンセラーが多く在籍しています。適応障害の認知行動療法を受けたい方はぜひ、うららか相談室のカウンセラーに相談してみてください。