ADHD(注意欠如・多動症)は発達障害の一つで、生まれつきの神経発達の特性と考えられており、特性そのものをなくすことはできませんが、ADHDの特性による生きづらさや日常生活の問題を改善・軽減することは可能です。
大人のADHDの特性により抱えやすい生きづらさには、例えば次のようなことが挙げられます。
・仕事や生活で苦手なことや失敗が多く、自己肯定感が低い
・白黒思考や「~べき」思考など、認知の歪み(極端な思考)が生じやすい
・慢性的なストレスの影響で、うつ病などの精神症状がみられることがある
大人のADHDの生きづらさの改善・軽減には、薬物療法や環境調整だけでなく、カウンセリングや認知行動療法などによって、自己理解を深め、対処の幅を広げていくことが役立つ場合があります。
認知行動療法(CBT)とは、物事の捉え方・考え方(認知)や行動に働きかけて、抱えている悩みや問題等の改善を目指す心理療法です。問題を引き起こしている「考え方のクセ」や「行動パターン」に気づき、柔軟な考え方や行動ができるように、カウンセラーと対話を重ねます。
ストレスを抱えやすい考え方から柔軟な考え方を習得することは、二次的な抑うつや不安の軽減に役立つ可能性があります。
認知行動療法は、専門知識を持ったカウンセラーと一緒に取り組むことで、安心して進めていくことができます。うららか相談室には、認知行動療法に対応しているカウンセラーが多く在籍しています。認知行動療法を受けたい方はぜひ、うららか相談室のカウンセラーに相談してみてください。