うつ病とは、気分が落ち込んで憂うつな状態が長期間続く精神疾患です。うつ病は日本人の約15人に1人が経験するといわれています。
うつ病の主な症状
精神面:抑うつ気分、不安、焦燥感、集中力の低下、意欲減退、無価値感など
身体面:不眠、食欲不振、倦怠感、頭痛など
うつ病のはっきりした原因は現在分かっていませんが、ストレス、環境、性格傾向、身体疾患など、様々な要因があると考えられています。
うつ病の克服・改善には、「休養・環境調整」「薬物療法」「カウンセリング・認知行動療法等の精神療法」を適切に行うことが重要です。
認知行動療法(CBT)とは、物事の捉え方・考え方(認知)や行動に働きかけて、抱えている悩みや問題、心の不調等の改善を目指す心理療法です。つらい気持ちやストレスを抱えやすい「考え方のクセ」や「行動パターン」に気づき、柔軟な考え方や行動ができるように、カウンセラーと対話を重ねます。
認知行動療法はうつ病の改善に効果があることが認められています。また、ストレスを抱えやすい考え方から柔軟な考え方を習得することは、うつ病の再発防止にも効果があります。
認知行動療法の一種であるコラム法(認知再構成法)では、ストレスを感じた「状況」「感情」「頭に浮かんだ考え」を記録し、その根拠やほかの考え方を検討することで、柔軟な考え方の習得を目指します。
また、うつ病には、行動活性化療法という認知行動療法の一種も多く用いられます。うつ病では、行動が億劫になり、引きこもりがちになるなど、うつ病の改善にとって望ましくない行動パターンが増えていきます。行動活性化療法では、この悪循環を断ち切るために、ひとまず望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らします。自分の行動や結果を振り返り、行動が億劫なときでも思い切って行動することによって、意欲を取り戻す効果が期待できます。
認知行動療法は、専門知識を持ったカウンセラーと一緒に取り組むことで、安心して進めていくことができます。うららか相談室には、うつ病の認知行動療法に対応しているカウンセラーが多く在籍しています。うつ病の認知行動療法を受けたい方はぜひ、うららか相談室のカウンセラーに相談してみてください。