優しい両親の元、温かい家庭で育ちたい、子供であれば誰しもがそのように思いますが、中には子供にモラハラをする親もいます。
モラハラとは、モラルハラスメントの略で、子供が自ら学び成長するという過程を蔑ろにし、親がいないと何もできないんだ、というような感覚を繰り返し子供に擦り込みます。
何か達成した時や出来た時はあまり褒めず、その代わりに失敗を許さない、親の感情や都合優先で子供のことを決める、必要以上に干渉したり過保護にすることで子供が自立するチャンスを奪う、子供の話を聞かなかったり子供を否定する発言を繰り返すことで、親の意見が常に正しいという思想を刷り込む、暴力を振るうといったことがモラハラに当たります。
モラハラを受けて育つと、親に常に否定されたことで自己肯定感が低くなったり、親の選択したものに従うしかなかった場合は自分で何かを選択することが難しくなったりします。親の期待にばかり答えてきた場合は、その後も人の期待に無理してでも答えようとしたり、自己肯定感が低いがゆえに、恋愛関係や対人関係がうまくいきにくくなる、といったケースもあります。
モラハラを受けている場合、物理的に離れて暮らすのが1番ですが、まだ経済的に難しい場合、ストレスは相当なものでしょう。もし離れて暮らすのが難しいようなら、周りの人に相談して助けを求めることが大切になってきます。
・モラハラを受けていて、どうすればいいか分からない
・父親がモラハラをしてきて、毎日がつらい
このようなことでお悩みではないですか。
親にモラハラを受けている場合、身体的な暴力に限らずとも、精神的にダメージを受け、毎日つらい思いをしているでしょう。
人格を否定されるようなことを言われたり、価値観を押し付けられることは、仲の良くない他人にされても苦痛を伴うようなことです。それを両親にされているのであれば、なおしんどいでしょう。
もし周りに相談できる人がいれば相談するのがいいですが、いない場合はぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。カウンセラーが専門家の立場から親身に相談に乗らせていただきます。