このプログラムでは、悲嘆療法という催眠療法(ヒプノセラピー)を用いて、大切な人やペットを亡くした深い悲しみから心を解放し、新たな希望を見つけるお手伝いをします。一緒に未来への一歩を踏み出しましょう。
※セッションのご予約方法について
セッションは、50分の枠を4回連続でご予約ください。これにより、プログラム全体を通じてスムーズに進行することができます。お手数をおかけしますが、あらかじめ連続での予約が可能な時間帯をご確認ください。
催眠は特別なものではありません。日常生活の中で自然に経験している状態です。
たとえば
・映画を見て夢中になり、時間を忘れるとき
・本を読んで、ストーリーに入り込むとき
・寝る前にぼんやりしているとき
これらは「催眠状態」の一例です。リラックスしながら集中している、心地よい状態といえます。
催眠療法(ヒプノセラピー)は、このリラックスした状態を利用して、心の中にある悩みや問題を解決する心理療法です。薬を使ったり、怖いことをしたりするわけではなく、安心で安全な方法です。また、催眠はマインドフルネス(心を落ち着けて集中する方法)と似ています。どちらもリラックスしながら自分を見つめる時間を作る方法です。
催眠は「怪しい」ものではなく、科学的に心の健康を助ける方法です。安心して体験してください。
日本では、催眠療法が「スピリチュアル」や「催眠術」と誤解されることがあります。しかし、心理療法としての催眠療法は次のような点で異なります。
1.催眠術ではない
催眠療法は、テレビで見るような「催眠術ショー」とは全く異なります。クライアント様自身が意識を保ちながらリラックスし、安心した状態で行われます。
2.スピリチュアルではない
年齢退行療法では、クライアント様が体験するイメージを心理的なツールとして活用します。これは心の中の比喩(メタファー)として扱われ、科学的なアプローチに基づいて行われます。
3.専門知識と倫理観に基づいたセラピー
催眠療法は、精神医学や心理学などの専門知識と倫理観を持った精神科医、公認心理師などの専門家が行うことで、クライアント様の心理的な健康と安全を最優先に進められます。専門家が適切な手法を用いることで、安心してセラピーを受けることができます。
4.海外での活用例
催眠療法は、海外の医療の現場で正式に使われている心理療法の一つです。例えば、以下のような分野で役立てられています。
・痛みの管理:手術後の痛みや、慢性的な痛みをやわらげるための補助療法として使われています。
・不安やストレスの軽減:不安症やパニック症状をおさえるため、治療の一部として取り入れられることがあります。
・禁煙や体重管理:習慣を変えたり、新しい行動を続けるサポートとして役立っています。
・トラウマ治療:PTSD(心的外傷後ストレス障害)や、過去のつらい出来事に向き合い、心を癒すために使われています。
5.信頼できる国際的な評価
催眠療法は、以下のような信頼できる団体でその効果が認められています。
・アメリカ心理学会(APA)
・イギリスの国民保健サービス(NHS)
これらの団体では、催眠療法を科学的根拠に基づいた治療法として位置づけています。このように、海外では安全で信頼できる心理療法として広く活用されています。
催眠療法は、リラックスした状態で心の奥深く(潜在意識)にアクセスし、過去の記憶や感情に触れることで問題の原因を探る心理療法です。この自然な催眠状態を利用して、心の癒しや自己改善を目指します。
悲嘆療法(グリーフセラピー)は、大切な人やペットを亡くした悲しみを癒すための催眠療法です。催眠状態で、亡くなった相手と心の中で再会し、伝えたかったことや聞きたかったことを共有します。このセラピーは、深い悲しみからの解放や愛の再確認、そして未来への希望を目的としています。
・大切な人やペットとの未解決な感情や思いを整理する。
・深い悲しみから解放され、癒しを体験する。
・心の平穏を取り戻し、新たな一歩を踏み出す準備をする。
・愛やつながりを再確認し、未来への希望を見出す。
・大切な人やペットを失い、心にぽっかりと穴が空いたように感じている方。
・言えなかった思いや聞きたかったことが残っている方。
・悲しみを抱えながらも、前向きに進みたいと考えている方。
・人生に新しい希望や目的を見つけたい方。
1.催眠療法についての説明と目標設定、状況の共有
セッションの進め方や目標について話し合います。また、大切な人やペットとの思い出、現在の状況、悲しみの背景についてお聞きし、問題解決の方向性を一緒に考えます。
2.リラックスした状態で記憶を探る
深いリラックス状態を作り出し、潜在意識にアクセスします。亡くなった相手との思い出や、心の奥にある感情を確認していきます。
3.心の対話を通じて感情を解放する
潜在意識の中で、大切な相手と心の中で再会し、伝えたかったことや聞きたかったことを共有します。これにより、未解決の感情を解放し、癒しを体験します。
4.愛やつながりを再確認し、自己肯定感を高める
心の中で相手とのつながりを再確認し、感謝や前向きな感情を育てます。これにより、現在の自分を受け入れる新しい視点を見つけます。
5.未来への希望や目標を再確認する
セッションで得られた気づきや癒しを基に、これからの人生に向けた目標や希望を明確にします。
・静かな環境: リラックスできる場所を確保してください。
・写真や思い出の品: 大切な相手を思い出す手助けになります。
・心を開く準備: 素直な気持ちで臨み、変化を受け入れる意欲が大切です。
・目的を明確にする:セッションで解決したい課題を考えておきましょう。
・申し込み時に4コマ連続した日時を選択してご予約ください。
・通院中の場合は、医師に相談してください。
・催眠療法の効果は個人差があります。カウンセリングの中で、辛い気持ちが出てきたり、続けるのが厳しい場合はカウンセラーに相談しましょう。辛い状態のまま、無理に続けないことも大切です。
Q:催眠に入れるか心配です。
A:多くの人が自然に催眠の状態を体験できます。たとえば、本や映画に夢中になり、周りのことを忘れるのも一種の催眠状態です。リラックスしてセッションを受けると、自然に催眠に入ることができます。心配せず、楽な気持ちで臨んでください。
Q:催眠中に意識がなくなることはありますか?
A:いいえ、催眠中も意識ははっきりしています。自分の意思で動けるので、嫌なことをさせられることはありません。また、催眠中の出来事は覚えているので、安心してセッションを受けてください。
Q:催眠から戻れなくなることはありませんか?
A:心配ありません。催眠状態は自然に解除され、10分ほどで普通の状態に戻ります。戻れなくなることはありませんので、安心してください。
Q:1回のプログラムが200分間は長くないですか?
A:カウンセリングを丁寧に進めることをとても大切にしています。プログラムのセッションでは、じっくりとお話を伺い、クライアント様の気持ちに寄り添うことで、より良い結果につなげることを目指しています。そのため、およそ200分間という時間が必要であると考えています。また、催眠中はリラックスした状態になるため、時間の感覚が変わることがあります。「もう3時間経っていたんですね!」と感じられる方も多いですので、思ったほど負担にはならないと思います。さらに、セッション中は適宜休憩を入れながら進めますので、無理なくリラックスして受けていただけます。心地よい時間をお過ごしいただけるようサポートいたしますので、安心してご参加ください。