子離れできない親とは、子どもの自立を受け入れることができず、子どもに対して精神的・物理的に依存している親のことをいいます。子どもの行動や考え方に口を出して、親の思うようにさせる「過干渉」や、子どもが自分と別の人生を歩む権利があるという認識がないことも、子離れできない親の大きな特徴です。
環境や特性による差はありますが、一般的な子離れは、子どもの小学校就学時から自然と徐々に進み、子どもが中学校を卒業するころには一人の大人として接するものとされています。
その後も子離れができないとなると、子どもは自分で問題を解決する能力が育たないため、社会生活や日常のトラブルに対応できなくなる可能性が高くなります。
・子どものことが心配で子離れができない
・いつから子離れをしていけばいいか分からない
このようなことでお悩みではないですか。
いつまで経っても子離れできない原因は、親が精神的に不安定であることや、親の考え方が偏ってしまっていることがほとんどです。どうして子どもに依存してしまうのか、理由を一つ一つ解決し、子どもを信じることで子離れができることにつながります。子どものことを自分の一部だと思う傾向が強い場合には、何か別のことを楽しみにすることによって問題が解決しやすくなります。子離れできないと気づいたら、一人で抱え込まず、匿名で悩みを相談できるうららか相談室のカウンセラーにぜひお話してみてください。