待ちに待った赤ちゃんなのに、かわいいと思えない、気分がひどく落ち込んだり、突然涙が止まらなくなる、そんな症状がある場合、もしかしたら産後うつかもしれません。
産後うつは、赤ちゃんを産んだばかりのママに起こる症状で、約7人に1人のママが産後うつになっています。そのため、珍しいものではなく誰でもなりうるものですし、産後うつと診断されたとしても、同じように悩んでいるママもたくさんいるので、病名にびっくりして余計に悩んでしまう必要はありません。ただし、症状を我慢したり放置したりすることは危険です。
産後うつになる原因には、ホルモンの変化や睡眠不足などが考えられます。ママは出産すると、妊娠ホルモンと呼ばれるエストロゲンとプロゲステロンが急激に減少します。それが、気分の浮き沈みに影響してきます。また、甲状腺から分泌されるホルモンも減少し、それが疲れやすさや気分を憂鬱にする原因にもなります。
また、出産後は授乳などで極度の睡眠不足になりやすいです。身体もまだまだ回復中で、その中で育児をしていくのは身体に疲れが溜まりやすくなってしまいます。その疲労が、産後うつの症状を引き起こしやすくします。
産後うつの症状としては、気分がひどく落ち込んだりイライラしやすくなる、ちょっとしたことで涙が止まらなくなる、赤ちゃんを可愛いと感じられない、旦那のことが嫌いになった、不安感が募りパニック発作が起きることがある、自分自身や赤ちゃんを傷付けたいという衝動に駆られる、死にたいと思う、といったことが挙げられます。
もしこれらの症状が2週間以上続くようであれば、産後うつの可能性があります。
・産後うつかもしれないが、どうすればいいか分からない
・育児の悩みや不安を相談できず辛い
このようなことでお悩みではないですか。
新しい家族が増えて、命を預かることでママには相当なプレッシャーがかかりますが、真面目で一生懸命なママほど、ちゃんと母親らしくしなければ、きちんと子育てしなければ、とさらにプレッシャーを感じて辛くなってしまいます。そこに身体的な疲れが溜まると、育児がめんどくさいと思ってしまったり、赤ちゃんを可愛いと思えなくなるのは不自然なことではありません。子育ても大切ですが、ママ自身の健康も大切です。
しかし、母親失格と思われそうで周りにはなかなか相談できない、と思っている方もいらっしゃると思います。また、心療内科に行く時間が取れない方もいらっしゃるでしょう。そんな時は、うららか相談室のオンラインカウンセリングを活用してみてください。メッセージだけでやりとりができるメッセージカウンセリングもご用意しています。