マタハラとは、マタニティハラスメントの略で、妊娠している女性社員、もしくは産後の女性社員に対して嫌がらせをすることを指します。
女性は妊娠すると、ホルモンバランスが変化したり、体調が大きく変化するため、疲れやすくなったり眠くなったり、人によってはつわりがひどい人もいます。また、大切な命をお腹の中で育てているため、あまり無理をしたりストレスを溜めることはよくないとされています。
たしかに病院に通院するため休みを取ることが多くなったり、つわりで仕事の質が下がることもあるでしょう。しかしそれを理由に、解雇や降格、減給、不利益な自宅待機命令をすることは、男女雇用機会均等法によって禁止されています。それにも関わらず、実際にはマタハラの被害は後を絶ちません。
女性自身、妊娠によってホルモンバランスが変化し、気持ち的にも不安定になりやすいです。つわりで体調が悪かったり、お腹が大きくなってくると思ったように動けずストレスも溜まるでしょう。そんな中でマタハラを受けたら、ただでさえしんどいのにさらに精神的に追い詰められてしまいます。
職場に迷惑をかけてしまう、という思いは女性側が一番よくわかっています。しかし周りに同じような妊婦さんがいなかったり、同じ職場にマタハラの経験者がいないと、相談する相手もなかなかおらず、一人で悩みを抱え込むことになりやすいです。
・マタハラを受けているけど誰に相談すればいいか分からない
・マタハラの悩みやイライラを話せる人がいない
このようなことでお悩みではないですか。
マタハラは誰しもが経験するわけではありませんし、自分が妊娠して仕事があまりはかどらないことで、周りにしわ寄せがいくのが分かっているため、職場の人には話しにくく、一人で悩みを抱え込んでしまう人が多いです。
しかし追い詰められた精神状態というのは、母体にとってもよくありません。あまりストレスを溜めると早産や流産のリスクも高くなってしまいます。
もし相談できる人がいない、誰かに話しを聞いてほしい、そんな風にお悩みであればぜひ、うららか相談室のカウンセリングをご活用ください。カウンセラーが専門家の立場から相談に乗らせていただきます。