浪費癖とは、お金を無駄に使う癖のことをいいます。ただ、お金を使うことは本人にとって、ストレスを発散させたり心を満たしたりするという「意味」を持っていることが少なくありません。つまり、浪費癖を治すためには、お金に制限をかけたり家計簿をつけたりすることも大切ですが、心理的な問題を解決したりストレスにうまく対処できるようになったりすることが必要であるかもしれません。心の問題を抱えたまま浪費癖を強制的にやめようとしても、今までお金を使うことで対処してきた欲求が満せないことでほかの問題があらわれたり、時間が経てばまた浪費を繰り返してしまったりする可能性があります。
浪費や散財がやめられないことを俗に買い物依存症や借金依存症などということもありますが、これらは正式な診断名ではありません。(ギャンブル依存症については、ギャンブル障害として扱われます。)
精神疾患では、双極性障害などの症状として散財が見られることがあります。
・貯金をするために浪費をやめたい
・どうしてもやめられない散財癖を治したい
・妻や夫の浪費癖に困っている
このようなことでお悩みではないですか。
浪費癖のことは周りに相談しづらく、一人で悩みを抱えたり自己嫌悪に陥ったりする人も少なくありません。カウンセリングでは、浪費癖の心理的な原因や解決策をカウンセラーと一緒に考えていくことができます。お金を使うときの気持ちや普段の精神状態と向き合うことで、自分の抱えている問題に気づくことができるかもしれません。
一口に浪費癖と言っても、無駄遣いと考えるのが難しいものから病的なものまで程度の差がありますが、それぞれの目標や困りごとに合わせて、うららか相談室のカウンセラーが伴走者としてサポートさせていただきます。