配偶者からの暴力「ドメスティック・バイオレンス」(以下、DV)は人権侵害であり、決して許されるものではありません。夫からのDVは「女性は男性に従うもの」といった誤った社会通念を背景に、相手を思い通りに支配するために振るわれる暴力であることがほとんどです。被害者は、恐怖や複雑な愛情、無力感や社会的な問題から、逃げ出せず助けも求められないような場合が多く見られます。DVを受けていると、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつ病に陥ったり、子どもがいる場合、発達に悪影響を及ぼしたりすることも考えられます。
・夫のDVから逃れたい
・夫から暴力を振るわれたことがトラウマになっている
このようなことでお悩みではないですか。
DVから逃げ出せない、助けを求められない理由として、被害者の複雑な心理状態であったり、その後の生活への大きな不安があったりします。決して一人で悩まず、誰かに相談したり、身の危険を感じる場合は警察や配偶者暴力相談支援センター等に助けを求めるようにしてください。
うららか相談室では、自宅にいながら匿名で悩みの相談が可能です。秘密や相談の内容が外に漏れることはありません。カウンセラーと一緒に、DV被害による心理状態を整理したり、自立生活に必要な支援や窓口について考えていくことができます。DVから逃げたほうがいいのは分かっているがどうしても実行できない、そもそもDVと言っていいのか分からない、DVはなくなったがトラウマを克服したいという方も、うららか相談室を活用してみてください。