吃音とは、話し言葉がなめらかに発声できない発話障害の一つです。言葉が出なかったり、同じ音を繰り返したり、音を伸ばしたりする特徴があります。多くの吃音(どもり)は2,3歳ごろに始まり、幼児期のうちに約70%が治りますが、大人になっても吃音が残る人もいます。
吃音の症状は、本人が過度に緊張しているために現れるわけではなく、生まれつきの脳機能の違いによる発達障害に位置付けられることが多いです。
吃音によって、子どもの頃などに周囲から笑われたりいじめられたりすると、自分に自信がなくなったり、人間関係を避けるようになったりすることが少なくありません。そうした経験により、吃音の二次障害として、社交不安障害やうつ病を引き起こすこともあります。
・自身の吃音(どもり)による苦手意識を克服したい
・子どもの吃音が心配で、どうしたらいいか分からない
このようなことでお悩みではないですか。
吃音の症状は、おもに言語聴覚士のトレーニングによって軽減することがありますが、それでも日常生活における吃音の悩みがなくならないことは少なくありません。
吃音によって、話すことや対人関係の苦手意識を克服できなかったり、自分に自信がなくネガティブになったりしている方は、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。自身の吃音とうまく付き合っていくための心理的支援や環境調整の側面から、カウンセラーがサポートさせていただきます。うららか相談室では、メッセージ・ビデオ・電話・対面でカウンセラーに相談することができます。
また、うららか相談室には、子育てについての相談経験が豊富なカウンセラーが多く在籍しています。「子どもが吃音なのではないか」「吃音を抱える子どもへの接し方が分からない」といった親の悩みや不安についても、気軽にご相談ください。