発達障害のグレーゾーンとは、発達障害の診断基準に満たないものの、発達障害の傾向が認められる状態を指します。グレーゾーンの人は、発達障害の診断がされていないため、発達障害に特有の症状による困りごとや性質が、周囲に理解されなかったり、本人がどのように改善すればいいのか分からなかったりすることが多くなります。グレーゾーンの人の中には、発達障害の人がとるような環境調整やケアなどがなされなかったことで、様々なストレスへの対処ができず、うつ病などの精神疾患を発症することもあります。これを、二次障害といいます。また、精神疾患でなくても、極端な思考の癖が身についてしまったことによって日常生活にさらに多くの困りごとを抱えている場合があります。
・発達障害のグレーゾーンで、生きづらさを抱えてきた
・子どもが発達障害のグレーゾーンで、どう対処すればいいか分からない
このようなことでお悩みではないですか。
発達障害のグレーゾーンに対しても、傾向のある発達障害とおおよそ同様の対処法が有効であると考えられます。カウンセリングなどで専門家に相談することで、自分にあった生活上の工夫を考えていくことができるでしょう。また、グレーゾーンの人が定期的にカウンセリングを受けることで、同時にストレスケアの役割を果たし、二次障害の予防になることも期待できます。うららか相談室では、グレーゾーンの人が発達障害の傾向により一体どのようなことで悩んでいるのかを整理し、ストレスに対処できる考え方や行動指針についてカウンセラーと一緒に考えていくことができます。臨床心理士などの専門家が、しっかりとグレーゾーンの方やグレーゾーンの子どもを持つ親のお悩みの相談に乗らせていただきます。