自閉症スペクトラムとは、自分のやりたいことや興味のあること、自分のペースへのこだわりが強く、対人関係が苦手という特徴を持つ、発達障害の一つです。このような傾向を持つ人の中には、少し人付き合いが苦手という程度で社会生活に支障がない場合から、日常生活に支障をきたしてしまうほど生きづらさを感じる場合もあります。(正式には自閉スペクトラム症といわれ、Autism Spectrum Disorderの略でASDとも呼ばれることが多いです。)
ほかの症状・特徴として、コミュニケーションが苦手、想像力の欠如、感覚過敏、社会的な常識の理解が難しい、周囲と一緒の行動ができない、変化に柔軟に対応することが難しい、言葉の文脈上の意図を理解できない・・・などといったことが挙げられます。
小さい頃に自閉症スペクトラム(ASD)と診断されていれば、自分の症状への対処法を習得することができたり、周囲の人も特性を理解しながら接することができますが、大人になってからようやく自分が自閉症スペクトラムと発覚し、それまでの生きづらさの原因がわかったというケースも少なくありません。
発達障害について理解してもらえず、「どうしてこんなこともできないの」「わがままばかり言わないで」などと言われることも多く、それによってさらに傷付いてしまい、1人で悩みを抱えてしまう方も多いです。
・自閉症スペクトラムによる生きづらさを改善したい
・自閉症スペクトラム特有の苦手分野を克服したい
このようなことでお悩みではないですか。
自閉症スペクトラム(ASD)の症状は、周囲の人から理解されないことも少なくありません。学校生活が送りづらい、会社に行って仕事をしたいけれど小さなことでパニックになってしまう・・・そのような症状は本人自身が一番悩んで傷付いています。
しかし、周りに相談できる人がいない、相談しても分かってもらえないと思い、1人で悩みを抱え込んでしまうケースも少なくありません。
もしそのようにお悩みでしたら、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。カウンセラーが専門家の立場から相談に乗らせていただきます。
はい。大人のASDについてのカウンセリングを行うことは可能です。
例えば、以下のようなことが挙げられます。
・生きづらさについて話をすることで、考え方のクセや行動パターンに気づいたり、傷ついた体験を整理して捉えなおす
・問題改善のための行動や取り組みについて、カウンセラーと一緒に進めることができる
・自分について話をすることで、自分と向き合い、受け入れ、自分らしさを取り戻す
・1人で抱え込んできた悩みを話すことで、気分がすっきりとしてストレスを軽減する
はい。ASDを抱えている本人への接し方や本人との関係についてカウンセリングを受けることができます。
はい、可能です。うららか相談室では、東京の他にも、埼玉・神奈川・大阪など、対面でASDのカウンセリングを受けることができるカウンセラーが多数登録しております。対面相談可能なカウンセラーはこちらよりご確認いただけます。
ASD(自閉スペクトラム症/自閉症など)の診断がついていなくても、カウンセリングは受けられます。
ASDは先天的な障害であり、ASDそのものが治るということはありませんが、適切な対応や生活の工夫、自分の特性を理解することや心理療法などによって、症状や困りごとを改善することは可能です。
本人がカウンセリングを受ける意思がない場合、無理に受けさせても、カウンセラーとの対話がうまくいかなくなる可能性が高いです。本人が拒否する場合、まずはご自身でカウンセリングを受けてみることが効果的です。「カウンセリングとはどういったものか」を知り、自分の変化を近くで感じてもらうことで、本人にカウンセリングに興味を持ってもらいやすくなります。