子育てをしていると、自分の子どもがかわいくないと感じ、子どもを愛せないのは親として失格なのではないか、などと思い悩むことがあるかもしれません。しかし、自分の子どもがかわいくないと思うことは、決して珍しいことではありません。
自分の子どもを愛せない、かわいいと思えない原因には、以下のようなものが挙げられます。
1.育児などが忙しく、ストレスがたまっている
自分がつらいときに子どもに時間をとられると、「子どもがいなければ」などと思いやすくなります。工夫をして家事や育児の負担を減らすことができれば、子どもに関心を持つ余裕ができるかもしれません。育児について相談できる人がいることも大切です。
2.周辺の環境に問題を抱えている
子どもと似ている夫が嫌い、義父母から子育てについて干渉されている…といったように、子どもに関連する悩みやストレスを抱えている場合に子どもを愛せないと思う人は多いです。
3.自分自身が不適切な養育を受けてきた
幼少期に虐待やネグレクトなどを受けてきた人は、不安定な対人パターンや心の状態を抱えやすく、子どもがかわいくないと思うことが多くなります。
4.精神的な不調を抱えている
子どもをかわいいと思えず、ほかのことに対してもやる気が出なかったり、気分が落ち込んだりしている場合は、自身がうつ病などのこころの病気を抱えている可能性があります。
・子どもをかわいいと思えるようになりたい
・子どもを愛せない自分はおかしいのではないかと思う
このようなことでお悩みではないですか。
「子どもを愛せない」「子どもがかわいくない」という悩みは、家族や友人に相談しにくく、一人で抱え込んでしまう傾向があります。自分の覚悟が足りないだけだと思っている人もいますが、ほかの問題が潜んでいる場合が少なくありません。
うららか相談室のカウンセリングでは、カウンセラーが現状の整理と対処法について、親身になって相談に乗らせていただきます。