高校生の時期は青年期の傾向が強く、子ども自身がアイデンティティや将来について考える時期になります。親への反抗的な態度が中学生から続いていることもあります。この時期には、学校で進路について考える機会もあり、子どもは自立を意識するようになります。そんな中、親はどのような関わりを持って、どの程度子どもに干渉するべきか分かりにくくなります。親の歩んでほしい進路と、子どもの希望する進路が合わないこともあるでしょう。
高校生の子どもに見られる環境的な変化としては、人によってアルバイトをするなど社会との関わりができて、親や教師とは違った大人の繋がりが生まれることが挙げられます。また、高校3年生は大学受験をする人であれば受験勉強、就職する人であれば就職活動や準備など、将来を意識した努力をしプレッシャーを感じる時期でもあります。
・高校生の子どもに受験勉強をしてほしいが、本人はやる気がない
・高校生の子どもが、犯罪に関与しないか心配だ
このようなことでお悩みではないですか。
義務教育も終了し、ある程度の自由が尊重されるからこそ親は心配事が多くなります。ずっと反抗的なまま自立していくのではないかと不安に思う人もいるでしょう。
親の視点から見れば高校生は未熟だと思うかもしれませんが、社会的な能力の基礎は高校の入学時期頃までに備えていると考えられています。子ども扱いするのではなく一人の自立した人間として向き合うことでお互いに理解をしたり、子どもが抱えている問題について一緒に考えたりすることができるかもしれません。うららか相談室のカウンセラーが、そうした悩みの解消をお手伝いさせていただきます。