小学生の子どもをもつ親の悩みのうち多いのは、子どもの対人関係の悩みと勉強の悩みです。
対人の悩みでは、友達作りが苦手、非行をおこすグループにいる、いじめられている(あるいは、いじめをしている)などが挙げられます。小学生のころの人間関係が、この先の環境の基本になってしまうのではないかと、重大にとらえられがちです。
勉強の悩みでは、宿題をやらない、勉強しているのに成績が悪い、あるいは学習障害なのではないかと考えるということが挙げられます。親は子供の将来のために必死で勉強をさせようとするのですが、子どもの気持ちや勉強以外の部分への期待を無視している場合が多いです。
・子どもが小学校で友達ができない
・小学生の勉強ができなくて将来が不安だ
このようなことでお悩みではないですか。
学校生活ならではの問題が初めて色々と露出するのが小学生です。長男・長女であれば慣れないことも多く起こり、親がどれぐらい干渉していいのか分からないことも多いでしょう。勉強については、子どもに合った親の関わり方やモチベーションの工夫をしてあげるなど、いくつかの対処法が考えられますが、対人関係は子どもの意思や心理もしっかりと理解する必要がある場合も多く、非常に複雑な問題になります。親子だけで解決しようとするのではなく、専門家を介入し、冷静に子どもと向き合うことによって客観的な解決策が得られるかもしれません。特に、スクールカウンセラー経験のある、臨床心理士・公認心理師に相談することで、子ども視点での気付きや考え方を知ることができるといいのではないでしょうか。