誰しも、自分の子供はかわいいものですし、できればつらい思いをしてほしくない、幸せになってほしい、そう思いますよね。特に子供が小さいうちは、怪我をしないように、怖い思いをしないように、と手を差し伸べたくなりますが、子供が大きくなってもなんでも先回りしてアドバイスする、子供の行動を逐一把握したい、将来のことも全部指示してしまう、そのような状態であるならば、それは「過干渉」な状態でしょう。
過干渉な親の特徴として、子供が自分で考えて選択することを不満に思う、自分が叶えられなかった夢を押し付ける、子供の友達や恋人、夢も全部親が決めようとする、子供の意見を聞かない、といった特徴が挙げられます。
過干渉な親に育てられた子供は、まず主体性がなくなります。自分の意見があっても全て親の意見にねじ伏せられてきたので、次第に意見を言わなくなり、意見自体を持たなくなってしまいます。感情をうまく出せなかったり、自分で意思決定できない、指示をされるまで動けない、といった弊害が出てきます。
また、他人の顔色をすごく伺うようになるため、コミュニケーションがうまく取れないといったことも出てきます。他人の顔色や評価を気にしすぎてしまったり、心を開けなかったり、集団の中でうまく適応できなかったりします。
・親が過干渉なため、自分で何もできずにどうすればいいか分からない
・母親が過干渉で、いくつになっても干渉してきて疲れた
このようなことでお悩みではないですか。
親が過干渉だと、子供は自分で意思決定できなかったり、周りの人の顔色が気になってコミュニケーションがうまくとれないという弊害が出てきます。周りに人とコミュニケーションがうまくとれないということは、過干渉な親がいることも周りに相談できない人が多いです。1人でずっとつらい思いを抱えてしまうことになりやすいので、もしそのような状態でしたら、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。カウンセラーが専門家の立場から相談に乗らせていただきます。