いじめを受けていると、非常に大きな心理的な苦痛を伴います。学校の友達だけでなく、社会人の友達であってもいじめは発生することがあり、深刻な問題になっています。精神障害(特にPTSD)の原因にもなりやすく、いじめというもの自体があってはならないことです。いじめを行う側は立場や集団性を利用して相手を攻撃するため、周囲も手を差し伸べづらく、被害者は孤立しやすくなります。
また、いじめを行う側や周囲の人は、ときに「そこまで苦しんでいると考えられなかった」と主張することもあり、深刻さに気付きにくく、いじめが長期化する原因となっています。
最近では、SNSやインターネットを使ったいじめも多く見られるようになり、巧妙化・陰湿化して問題をより複雑にしていると考えられています。
いじめは本当につらいことです。また、今まで友達だと思っていた人にいじめられると大きなショックを受けます。いじめに対応するために、まずは、自分のこころを守ることが最優先です。次に、相談できる人をしっかり味方につけ、事実関係をしっかりと把握してもらうことになります。先生や家族、別の友人などで、連携をとって解決していくのが好ましいですが、最初に相談するのに勇気がいるという場合が少なくありません。カウンセラーや公的機関の相談窓口など、少なくとも一人で問題を抱えたり孤立してしまったりすることのないように、第三者へ相談することが大切です。また、ケースによっては、カウンセリングなどによるメンタルケアが必要な場合もあります。
うららか相談室は匿名で悩みを相談していただけて、相談内容が外部に漏れることはありません。カウンセラーがしっかりとお話をお伺いし、対策を一緒に考えさせていただきます。