中高生だけでなく小学生の万引きが増え、子どもの盗み癖に悩む親は少なくありません。子どもに万引きをやめさせる方法が分からないだけでなく、これまでの自分の子育てや子どもの将来に対してネガティブな気持ちになることが多いでしょう。
子どもの万引きの原因は一つではありません。友達とのコミュニケーションの一環であったり、自分の力を確認する意味合いがあったり、ストレスの発散方法として癖になっていたりすることなどが挙げられますが、子どもに理由を聞いても「欲しかったから」「特に理由はない」と言うことが少なくありません。
また、多くの子どもが悪いことと認識していないために万引きをしているわけではありません。罪悪感を抱えながらも万引きが癖になってしまう子どももいます。特別欲しいものではないのに物を盗むことに快感を覚えてやめられなくなるクレプトマニアのような状態になっている可能性もあります。
万引きや友人のものを盗ることに罪悪感がなく、他人の権利を侵害する行動が続く場合には、素行症(行為障害)などの診断がつく場合があります。
・子どもの万引きが発覚してショックを受けている
・小学生の子どもの盗み癖をやめさせたい
このようなことでお悩みではないですか。
万引きをした子どもには理由を問い詰めたり一方的に叱りつけたりするのではなく、話をしっかり聞くことや子どもが自ら解決するサポートを行うことが大切です。
親は子どもの万引きに後ろめたさや責任を感じて、誰にも話せずに家庭の中だけで抱え込みやすくなります。親自身も精神的に疲れてしまうことが少なくありません。
うららか相談室では、子どもの万引きの解決策を、子どもの発達や子育てに詳しい専門家と一緒に考えていくことができます。カウンセラーが子どもの話をじっくりと聞くことによって、子どもの心の負担を減らしたりサポートに役立てたりする場合もあります。