完璧主義とは、目標や理想が高く、些細なミスや曖昧さを許せないことをいいます。ものごとを白か黒か、0か100か、こうあるべきだといったように、極端に捉えてしまうことが多いです。
しかし、日常生活には、うまくいかないことや完璧でないことが多くあります。完璧主義的な価値観は、うまくいかない自分に対するストレスや無力感、他人や社会への不満を生み、生きづらさや心の不調、対人関係の問題などを抱えやすいと考えられています。このようにデメリットが大きいものごとの捉え方は、不適応的完璧主義といわれることがあります。
また、完璧にできないのに完璧主義であることで、怠け癖や先延ばし癖がついてしまうこともあるようです。
幼少期に親など周囲の人から否定されてきたり、親が完璧主義であったりすることで、完璧主義的な価値観が身についていることが少なくありません。
・完璧主義をやめたい
・失敗に寛容になりたい
このようなことでお悩みではないですか。
完璧を目指すことは、自分を高めたり良い結果を出したりすることにも繋がり、必ずしも悪いというわけではありません。しかし、極端に完璧を求めすぎて日常生活が苦しくなっている場合は、完璧主義を緩めることで、ストレスを減らしたり、対人関係がうまくいくようになるかもしれません。
カウンセリングでは、カウンセラーとの対話を通じて、考え方のクセや対人関係のパターン、完璧主義の原因などに気付き、内面的な自分を変えていくことができます。
また、カウンセラーと一緒に問題を整理し、問題解決のための取り組みについて考えることができます。完璧主義を緩めてストレスや生きづらさを手放したい方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。