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  1. 自分と向き合うのは怖い?自分との向き合い方とカウンセリング活用方法

自分と向き合うのは怖い?自分との向き合い方とカウンセリング活用方法

長い人生の所々で、自分らしさとは何か、自分が求めていることは何か、自分とは何か、などと自分に問いかけてみる機会が誰にでもあるかと思います。では、「自分と向き合う」とは、どのように行えばいいのでしょうか?今回の記事では、自分と向き合うための具体的な方法、自分と向き合うことのメリット、そしてカウンセリングの活用方法などをご紹介していきます。

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目次

- 自分と向き合うとはどういうこと?

- 自分と向き合うことで得られるメリット

- 自分と向き合うのは怖くてしんどいこと?

- 自分と向き合う方法と注意点

- カウンセリングの活用方法~自分と向き合う時間をつくる~

- おわりに

自分と向き合うとはどういうこと?


自分と向き合うことにルールや定義はなく、人により解釈も方法も異なるとは思いますが、様々な考え方があるなかでも共通していることは、自分と向き合うことは「今の自分の状況をしっかりと把握したうえで、次のステップを考えていくこと」を目的にしている部分だと思います。


さて、自分と向き合おうとするのは、一体どのような状況に置かれているときなのでしょうか?例えば、自分と向き合おうとするときには、下記のような境遇である場合が多いです。


  • 過去の自分を振り返り、これから先の自分の生き方を再考しようとしているとき
  • 自分らしい生き方や価値観を大切にした生活がしたいと思うとき
  • 自分が自覚している何らかの問題を手離して前進したいとき
  • 周りの人や環境に影響されて自分を抑制してきたことに気づき、変えたいと思うときなど

いまの自分の一部に満足していなかったり、いまの自分を変えたいと思っていたりするときに、その状況から前進するためには、一度立ち止まり「自分と向き合うこと」が大切です。自分が本当に求めていることが明確になったり、目標や理想を整理したりすることができるので、将来の方向性を定めて日々を過ごしていくことができるようになるでしょう。自分と向き合うことで、未来を歩んでいくための道しるべのようなものを立てていくことができるはずです。

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自分と向き合うことで得られるメリット


自分と向き合うことで得られるメリットは下記のようなことです。


  • 自分の求めていることが明確になるため、時間を有効に活用できるようになる。
  • 自分が大切にしたいことを厳選できるため、余計な心配や不安を手離せる。
  • 自分の強みや弱みを理解することで、強みを活かした生き方を考えられる。
  • 自分の過去や現状を把握することで、今後どのようにしたいかが見えやすくなる。
  • 自分を多角的な視点から見つめなおすことで、自己肯定感を高めやすくなる。

毎日を忙しく過ごしていると怒涛のように時間が過ぎていき、気づけばあっという間に年月が過ぎてしまうようなことがあります。一度立ち止まる勇気を持ち、自分と向き合う時間を確保してみると、いまの自分自身に足りないところや、これからどのような人生を送りたいのかが明らかになり、流れに身を任せて過ごすのではなく自分の意思を持って能動的に、自分が求めている未来に向かって歩みやすくなることがあります。

また、自分と向き合うことで自分自身に対する理解が深まると、仕事や家庭などの様々な場において、自分の価値観を大切にできるようになり、日々の選択を迷ったり人に流されたりすることなくスムーズに判断できるようになります。自分が欲しいものとそうでないものをすぐに判別することができるので、大切にしたいことだけに時間や気持ちを注ぎやすくなるでしょう。

自分と向き合うのは怖くてしんどいこと?

自分と向き合うことは、ときに「しんどい、辛い」と感じることがあるかもしれません。なぜなら、誰もが思い出したくない過去や見つめ直したくない自分の弱みや欠点、考えたくないことがあるからです。自らの意思でそれらと向き合うことは決して心地よいことではなく、現実逃避したくなったり、向き合うくらいなら現状のままでいいと思ったりする方も少なくありません。

しかし、いまの自分にどこか満足していないときやいまの自分を変えたいと思うときには、まずは良い部分もそうでない部分も全てひっくるめて、ありのままの自分の現状を把握することが大切です。

アニメの主人公を想像すると分かりやすいかもしれませんが、何かに向き合ったり、打ち勝とうとしたりするときには、自分の弱点を把握して、それを守る方法や対策を考えたり、自分の強みを最大限に活かした戦い方を見つけているはずです。それと似たように、私たちも自分と向き合い、等身大の自分をきちんと把握することが、現状から一歩ずつ前へと進歩していくための大切なステップとなるでしょう。

カウンセリングを受けてみたい方へ

うららか相談室では、臨床心理士・社会福祉士などの専門家を選び、メッセージ・ビデオ・電話・対面形式のカウンセリングを受けることができます。

匿名で相談ができるため、家族や友人に知られることなく、安心して相談していただくことが可能です。

自分と向き合う方法と注意点

自分と向き合うためには、下記のような方法があります。


  • 強みと弱みをノートや紙に書いて把握する

自分自身で思う自分の強みと弱み、他者目線で見る自分の強みと弱みを紙に書き出し、自分の特徴を把握しましょう。強みをさらに伸ばしていくためには、どのような環境が合っているのか、何をしたら良いのかを考えてみたり、弱みをどうすれば補うことができるのか、または、弱みが強みになる環境や捉え方はないか、といったことをあらゆる視点から考えてみてください。


  • 理想の自分と現状を照らし合わせる

理想の自分像や未来像を具体的にイメージして現状と照らし合わせながら、そのゴールから逆算して、いまから出来ることは一体何かという具体的なステップを考えていきましょう。


  • 信頼できる人に自分のことを聞く

親しい人や信頼できる人に、自分についてどう思っているか、どのように見えているかを聞いてみましょう。自分が思うイメージと他者から見るイメージとの間に違いがある場合も多いため、自分自身への理解も深まり、等身大の自分や現状が見えやすくなります。


  • 日常から離れて俯瞰する

例えば、旅行のように、いつもの空間や場所から一定期間離れる計画をして、日常と全く異なる場所で、職場や家庭などでの自分について様々な視点から自分の日常生活を俯瞰してみましょう。


自分と向き合う方法はたくさんありますが、注意点は「自分と向き合うこと自体を目的とせず、前向きな次のステップへと繋げるための一歩」であることを意識して行うことでしょう。自分と向き合うこと自体が目的になってしまうと、現実逃避したくなったり、過去を想像して嫌だったことや辛かった出来事を思い出して自分を悲観したり、過去の傷を深めてしまうだけになりかねません。

自分と向き合うことは、よりよい自分を見つけていくためのプロセスであることを意識していきましょう。

カウンセリングの活用方法~自分と向き合う時間をつくる~

自分と向き合うことに不安があったり、自分に合った向き合い方が分からないという方も少なくありません。

そのような場合は、自分と向き合う時間としてカウンセリングを活用していただくこともおすすめです。カウンセリングを通して自分と向き合うことで、第三者の目線から自分を理解できるようにもなりますし、ご自身に合った自分との向き合い方を専門家と一緒に探して実践していくことができるので、より時間を有効に使っていただくことができるはずです。

また、カウンセリング後に、再び迷いや不安が生じたときも、オンラインカウンセリングであれば、その都度いつでもご相談していただけます。

自分らしさとは何か、自分が求めていることは何かなど、今の自分にちょっとした違和感をお持ちである方は、ぜひお気軽にお声かけいただければと思います。

おわりに

自分との向き合い方は様々で、何からどう始めたらいいのか分からないということもあると思います。そのようなときは、カウンセリングを利用することも検討してみてください。カウンセリングでは、「今の自分の状況をしっかりと把握したうえで、次のステップを考えていくこと」を一緒に行っていければと思います。一度、じっくりと自分と向き合う勇気を持てると、より心地よく将来を生きやすくなるはずです。

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このコラムを書いた人
社会福祉士
社会福祉協議会、小学校で社会福祉士・児童指導員として勤務し、様々な生活相談(大人の発達障害、HSP、養子縁組、児童虐待、生活困窮、障がい者や高齢者の介護者など)に携わる。現在はオランダで活動中
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