私たちは脳のはたらきによって、感情を抱いたり考えたりするものです。そして、その脳神経は、食事をとることにより、栄養を補給し、はたらいています。つまり、こころと食事はつながっていると言えます。
生活習慣を改善することでうつ病になるリスクを低下させることができますが、なんとなく食事をとっているつもりでも、栄養素に大きな偏りがあったり、食事そのものがストレスになっていたりして、うつ病のリスクを高めてしまっていることがあります。
女性は、PMS(月経前症候群)や産後うつといったところで、気分の落ち込みを経験することが多いです。これらは、女性ホルモンの変動だけではなく、鉄分不足も原因の一つと考えられています。
・うつ病の再燃のリスクがある方
・食事の内容や頻度が極端に偏ってしまっている方
・食事を見直して、元気に過ごしたい方
例えば、では予防のために鉄分などを大量に取ればいいのかというと、必ずしもそうではありません。様々な不調などを引き起こす「過剰症」の可能性もあるため、上限量が定められている栄養素もあります。
高度な専門知識や医学的な知見に基づいて栄養・食事のアドバイスを行う管理栄養士にぜひご相談ください。普段の食事内容や悩みなどをお聞きして、改善のポイントや不足している可能性のある栄養素について考えていきます。