健康とは、単に病気がないということではありません。健康とは、身体的、精神的、社会的に十分に満たされた状態のことをいいます。例えば、けがや病気をしたとしても、前向きに治療または今後の生活に取り組める気持ちと、それを可能にする環境があるのは健康的なことです。体は一見健康でも、気持ちがずっと落ち込んでいたり、困ったときに手を差し伸べられる手段がなければ、健康的とはなかなか言えないのではないでしょうか。
規則正しくバランスのとれた食事や適度な運動を楽しむことは、身体的・精神的な健康を支えるために有意義なものです。身体的な面では、ウイルスに対する免疫力やけがをしたときの治癒能力を高めたり、高血圧などの生活習慣病を予防するといったメリットがあります。うつ病などの精神疾患と生活習慣の乱れには相関が見られ、治療にあたって生活リズムをできるだけ整えるようにすることがほとんどです。
健康的な食事・運動を取り入れるにあたって、「心身ともにたくましくいたい」「充実した毎日を送りたい」「メンタルが不調になりがち」「免疫力を高めたい」などきっかけは様々です。どれにも少なからず良い影響を与えるでしょう。ただ、健康な食事と運動を続けるイメージを持つことは難しく、誰もが簡単に始められるものではありません。例えば、食事や運動に気を取られるあまり睡眠時間が取れず負担になっていたり、そもそも「バランスのとれた食事」「適度な運動」というものが曖昧なため、本当に健康のためになっているか分からないという人も多いのではないでしょうか。健康的な食事や運動を無理なく続けることができるよう、一人一人に合わせた方法や考え方について整理を行い、カウンセラーがしっかりとサポートさせていただきます。