生活習慣病とは、糖尿病や高血圧など生活習慣の乱れと関係が深いとされる病気を総称したものです。具体的には、ファストフードやカップ麺などの偏った食生活、暴飲暴食、不規則な生活リズム、運動不足などが原因で、体に不調を起こしやすくなります。生活習慣病予防の食事は、栄養のバランスを考えて、適度な量をなるべく規則正しい時間に食べることと考えられます。
「主食」「主菜」「副菜」を意識するだけでも比較的バランスの良い食事になります。副菜は野菜やきのこなどを使ったおかずと考えるといいでしょう。また、「一日三食」を意識することは栄養の偏りを減らすだけでなく、結果的に過食を抑えたり、生活リズムを整える効果もあります。そのうえで、全体的に塩分過多・高カロリーにならないように気をつけましょう。
・健康診断で生活習慣病に注意と言われた方
・家族の生活習慣病予防を意識した献立を考えたい方
バランスのとれた食事については、頭の中では分かっているものの、いざ手をつけるのは難しいものです。食事を考えるのが重荷になってしまって、継続しないことが少なくありません。一人一人に合わせて、無理のない程度に改善可能な工夫を取り入れることができれば、生活習慣病予防を意識した食事も自然と定着するようになります。うららか相談室には、管理栄養士のカウンセラーが在籍しています。管理栄養士は、専門知識や医学的な知見に基づいて栄養の指導をしたり、栄養面から献立例を提案したりすることが可能です。普段の食事内容や生活スタイル、悩みなどをお聞きして、改善のポイントや不足している可能性のある栄養素について考えていきます。