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  1. 自分の顔が嫌い。泣くほど悩んでいる方に知って欲しい5つのヒント

自分の顔が嫌い。泣くほど悩んでいる方に知って欲しい5つのヒント

「自分の顔、好きですか?」このように問いかけられたとき、自信をもって「YES」と答えられる人は少ないでしょう。人は生まれたときから自分の顔が嫌いなわけではありません。成長していく中で「美しい顔」や「憧れの容姿」の基準を得ていきます。美しい顔と自分の顔を比べて、その違いにコンプレックスを抱く傾向があります。また、家族や親戚からは幼い頃から容姿について褒められることもあれば、馬鹿にしたような言い方をされた思い出がある方も少なくないでしょう。自分の顔を嫌いだと感じるときや容姿にコンプレックスを抱くときは、誰かからの良くない評価が影響している可能性もあるのです。

ここでは自分の顔が嫌いだと感じている方や容姿にコンプレックスをお持ちの方がご自身の美しさを発見できるようなヒントをお伝えしていきます。

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目次

- 自分の顔が嫌いな人の心理

- 自分の顔が嫌いになってしまう原因

- 自分の顔を好きになる5つのヒント

- 醜形恐怖症という病気について

- おわりに

自分の顔が嫌いな人の心理


自分の顔を嫌いだと感じる人の心理を4つのタイプに分けて考えてみましょう。


①自分自身が嫌い

顔は自分を象徴するパーツです。顔だけでなく自分自身を好きになれない、愛することができないという気持ちでいると、自分の顔を鏡で見ることや自分の写真を見ることも苦痛になることがあります。


②自分の顔を受け入れることができない

憧れの芸能人や身の回りにいる容姿が美しい人と自分を比べて、「どうして自分は美しくないんだろう」と悩んでしまう方です。世の中の誰もが理想通りの顔ではないはずなのですが、自分自身の顔を受け入れられないのはとても辛いことです。


③一部のパーツにコンプレックスがある

「目が二重だったら・・・」「鼻がもう少し高ければ・・・」というように、顔の中でも一部のパーツについてコンプレックスが強い方もいらっしゃいます。メイクをすることなどでコンプレックスのあるパーツをカバーすることができる場合も多いので、①②より克服しやすいかもしれません。


④精神的に落ち込みがある

何か失敗やうまくいかなかったことがあると、「自分がもっときれいならうまくいったかもしれない・・・。」と原因を自分の顔に求めてしまうことがあります。気分が落ち込んでいる間、一時的に自分の顔を嫌いになってしまう状態です。

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悩みを抱える人との対話をベースに、精神分析や心理療法を使って問題の解決をサポートする「こころの専門家」です。


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自分の顔が嫌いになってしまう原因


「ダヴによる少女たちの美と自己肯定感に関する世界調査レポート」(※)では、日本の10代女性で容姿に自信を持っている人はわずか7%という結果が出ています。これは、世界的に見てもとても低い数値です。

自分の顔が嫌いになってしまうのは、日本の若者の「自己肯定感」が低いことも影響していると考えられます。自己肯定感とは何か?そして自己肯定感が低くなってしまう原因について、解説していきます。


  • 自己肯定感とは?

自己肯定感とは「ありのままの自分を受け入れ、肯定的に受け止める感覚」のことです。2014年に内閣府が調査したところ、日本の若者は独・仏・英・米・スウェーデン・韓・日本の7か国で最も自己肯定感が低いという結果が出ました。10~20代の若い世代では、自分の存在について悩みが生じやすく、他人と自分を比べることによって「自分がどんな人間か知りたい」という気持ちが起こります。それは、他人より優れている状態になることで自分の価値を見出すというポジティブな面もあれば、自分が他人より劣っているというネガティブな気持ちを抱く原因にもなります。


  • 自己肯定感が低くなってしまう原因

成長する過程で「周囲の大人に褒められる体験」をすることや「スポーツや外遊びをした経験」が自己肯定感を高めることがわかっています。これは、幼少期に周囲とかかわりを持ってポジティブな体験をすることで、ありのままの自分を受け入れる力が育つためと考えられています。一方で、日本には「謙遜」する文化があります。例えば、知らず知らずのうちに「よその子と比べて、あなたは低い位置にいる」というメッセージを親から受け取ってしまいやすい文化であるともいえます。謙遜し、相手を敬うことは素敵な文化ですが、結果として日本人は世界的にみて自己肯定感が低い状態になってしまったのかもしれません。

もし、このコラムをご覧になっているあなたがありのままの自分を受け入れることができなくても、おかしなことではありません。日本では伝統的に自己肯定感が低い状態が続いてきたのです。

自分の顔を好きになる5つのヒント

自分の顔を嫌いだと感じている場合、どのような方法をとれば悩みは解決するのでしょうか。5つのヒントをお伝えします。


①ストレスをためないようにする

一時的な落ち込みで自分に自信がなくなってしまっている場合は、ストレスをためないようにして精神的に回復することを優先させましょう。おいしいものを食べたりすてきな服を買ったりして気分転換をするうちに、自分の長所や魅力について自信を取り戻すことができると思います。


②メイクを勉強する

パーツにコンプレックスを持っている方は、メイクを練習してみるのもよい方法です。一重まぶたを二重にしたり、クマやシミ・そばかすをカバーして肌をきれいに見せたりすることができます。


③自分の顔できれいに見える角度を研究する

今はスマホが普及したことで、写真を撮る機会が増えました。自分の写真を見るのが嫌だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。どんなにきれいな人でもすべての角度を気に入っているということはあまりありません。きれいな人は自分がきれいに見える角度を知っています。鏡を見たり自撮りをしたりして、自信の持てる角度を研究してみてください。


④スモールステップで自己肯定感を高める

自己肯定感を高めることが苦手な日本人ですが、自分に自信を持つには少しずつ自分を受け入れることが必要です。自分の顔が嫌いだという気持ちを受け止め、自分自身がネガティブな気持ちになっていることを知りましょう。すぐにポジティブになる必要はなく、ネガティブな自分を認め、受け入れることが大切です。少しずつ好きなパーツや好きなメイク方法などを見つけ、自己肯定感を高められるといいですね。

自己肯定感を高めるには、自分を認めてくれる人とコンプレックスについて話すことも効果的です。うららか相談室では気軽にカウンセラーに相談できるので、ネガティブな気持ちを変えていくお手伝いができるかもしれません。


⑤ダイエットをしてみる

顔のコンプレックスと近いものに、体型のコンプレックスがあります。体重を減らすと数字で結果が見え、スタイルもよくなるので顔のコンプレックスも解消されやすいです。

自分の顔が嫌いで悩んでいる方へ

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うららか相談室では、あなたの「変わりたい」という気持ちを、臨床心理士などの専門家がしっかりとサポートさせていただきます。

醜形恐怖症という病気について

精神障害の国際的な診断基準であるDSM-5では、「自分の身体の欠陥や欠点に対するとらわれ」を持っていたり「自分は醜いのではないか」という強い気持ちがあったりする醜形恐怖症を強迫性障害の一種としています。そのうち1/3の人は「自分は醜い」と妄想的に確信してしまっているといいます。はっきりとした原因は明らかになっていませんが、親の強迫性障害や不適切な育児との関連も指摘されています。

醜形恐怖症となれば、ご自身でコンプレックスを解消することは難しく、精神科や心療内科で治療していくことが必要です。自分の顔が嫌いという気持ちがどうしようもなく続いたら、病院を受診してみるのもひとつの方法です。うららか相談室にご相談いただくときは、受診の可能性についてもカウンセラーとお話していただけるとよいかと思います。

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おわりに

顔は自分自身と一生を共にする存在です。「自分はこれでいいんだ」という気持ちを持つことや「コンプレックスには誰にでもあるもの」と認めてあげることで、完璧ではない自分を愛してあげることができるとよいと思います。世界中を見渡しても、完璧な人間はいません。自分自身の美しさを認めてあげられるとよいですね。

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※調査時期:2017年、対象:インド、イギリス、アメリカ、ブラジル、中国、日本、トルコ、カナダ、ドイツ、ロシア、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、インドネシアの10~ 17歳の女性5,165人、調査方法: Edelman Intelligenceによるオンラインアンケートまたはインタビュー、調査主体:Dove


<参考文献>

ダヴによる少女たちの美と自己肯定感に関する世界調査レポート 2017

https://www.prnewswire.com/news-releases/girls-on-beauty-new-dove-research-finds-low-beauty-confidence-driving-8-in-10-girls-to-opt-out-of-future-opportunities-649549253.html

平成26年版 子ども・若者白書 2014 内閣府 https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26honpen/tokushu_02.html

DSM-5 2013 アメリカ精神医学会

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このコラムを書いた人
精神保健福祉士
精神保健福祉士取得後、東京都のNPO法人に勤務し、精神障害者を対象としたソーシャルワークを行う。福祉制度や年金、生活保護の相談を多く経験、また、リワーク相談や就労支援を実践してきた。臨床化粧療法士®として容姿にコンプレックスを持つ方にメイクを通してのアドバイスも行っている。
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