ブリーフセラピー(短期療法・ブリーフサイコセラピー)とは、個人の内に問題の原因を求めるのではなく、個人との相互作用(コミュニケーション)の仕方に着目して問題の解決をめざす心理療法です。原因探しよりも解決を重視するため、短期的な心理療法といわれます。アメリカの精神科医ミルトン・エリクソンらの理論・技法をもとに発展しました。
ブリーフセラピーでは、問題が起きていない例外的な状況を特定し、それを増やしたり維持したりすることで、問題解決ができると考えられています。このような技法を解決志向アプローチといいます。
ソリューション・フォーカスト・アプローチ(解決志向短期療法)という心理療法もブリーフセラピーの手法の一つです。