子どもの偏食は多くの保護者の悩みです。特に、食事を作る役割を担うことが多い母親にとっては、日々のストレスになるでしょう。せっかくあれこれ工夫して食べやすいように努力しても、そっぽを向かれたり、残されて手をつけないままであったりするのは、とても辛いですよね。
このコラムでは、偏食の原因や心理、年齢別の偏食への対応と、保護者が楽になる考え方について提示できたらと思います。
目次
- 偏食とは
- おわりに
辞書によると、偏食は「食べ物に好き嫌いがあって、好きなものしか食べないこと」をいいます(三省堂国語辞典より抜粋)。好き嫌いは誰にでもありますが、「偏食」とは、好き嫌いの程度がひどかったり、特定の食べ物を同じ調理法でないと食べられなかったりといったように、通常の好き嫌いよりも食べられるものが極端に少ない場合を指します。
お子さんが「食べたくない」「嫌い」と思う原因には、以下のようなことが考えられます。
1.食感が好きではない
いちごのつぶつぶが嫌、トマトの中のドロドロした部分が苦手など、食べたときの感覚が好きではないことがあります。感覚が過敏なお子さんは、特にこの傾向が強いです。
2.過去に嫌な思いをしたことがある
その食べ物を食べたことで、気持ちが悪くなった、お腹が痛くなった、痒くなったなどの経験があると、拒否することがあります。中には、食物アレルギーを持っているケースもあります。
3.味が嫌い
苦い、酸っぱいなどの味は、特に小さいお子さんは苦手です。
4.見た目やにおいが嫌い
焼き魚の見た目が嫌、納豆のにおいが嫌いなど、食べる前に苦手と思ってしまうこともあります。
5.知らないものは食べたくない
新しいもの、知らないものに対して苦手意識が強いお子さんは、いわゆる「食わず嫌い」の傾向があります。
6.お腹が空いていない
おやつを食べ過ぎたり、体を動かす遊びが足りなかったりすると、食欲がわかず、ご飯を食べようと思いにくくなります。ご飯は食べなくても、プリンやアイスなどの甘いデザートなどは食べたがることもあります。
7.食べること自体が嫌い
給食で完食を勧められたり、家庭で嫌いなものも食べるようにしつけられたりしていると、食べること自体が嫌いになることがあります。
8.親も好き嫌いが多い
親が嫌いな食材や料理が食卓に並ばないために、食べられるものが少なくなる場合があります。揚げ物しか食べないといったように、食材だけでなく食べられる調理方法が限られていることもあります。
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お子さんが食事の時間を好きになるかどうかは、食べるときの雰囲気も重要です。
幼児の食事場面について、「ゆっくりと楽しめること、自由にふるまえること、信頼できる大人の応答・共感・理解があること」が大切であることが指摘されています(吉田, 2012)。
ここでは、お子さんの年齢別の対応について具体的に述べていきます。
1.固さや食べやすさの工夫に重きを置く
離乳食は、生後5,6か月後から1歳半くらいまで続きます。
この時期の好き嫌いは、食感や食べやすさがポイントになります。まずは、おかゆや副食の固さと食べやすさを考慮し、固すぎないか、大きすぎないかという点を吟味しましょう。
成長に伴っておかゆや副食の固さと調理法を変えなければならず、それに対応する母親の負担も大きい時期ですので、ポイントを押さえて対応できていれば、好き嫌いはあまり心配しすぎないようにしましょう。
そうは言っても、せっかく手間ひまかけた離乳食を食べてくれないとがっかりですよね。次に、ほかの対応についても紹介していきます。
2.味付けを変えてみる
味覚が発達してくると、同じ味に飽きてしまうことも考えられます。味に飽きていることが原因だと思う場合は、いつもと違う食材を使ったり、違う味付けをしたりしてみるのもよいでしょう。
3.食べてくれるものを取り入れる
パンやヨーグルト、バナナや季節の果物は、食べやすく、好きなお子さんが多い食材です。偏食で食が細いことに悩んでいる場合は、好きなもの、食べてくれるものを多めに取り入れることがおすすめです。
4.時間を決めて切り上げる
食事の時間が長引くと、遊び食べが始まり、食べ物をこぼしたり、周囲を汚したりと、親としてはイライラが募ることも多いと思います。
好き嫌いは気分に左右されることも多いので、20分、30分と時間を決めて食事を切り上げることも大事です。
5.盛り付けや食器の工夫をしてみる
盛り付けを可愛くしてみる、器やスプーンを使いやすいものに替えてみるといった工夫をすることで、食べ始めるきっかけになることがあります。
6.何度か同じものを出してみる
小さいお子さんは、まだ言葉で上手く伝えることができません。「○○は嫌いなんだ」と決めつけず、何度か繰り返し出してみることで、よい気分のときは食べてくれることがあります。
2歳はイヤイヤ期と呼ばれる時期です。歯も生えそろいますが、大人と同じものをかむほどの力はありません。ごっこ遊びを始める時期なので、その特徴を食に活かすこともおすすめです。
1.固さや食べやすさを工夫する
歯が生えているので少し硬いものでも大丈夫だろうと思うかもしれませんが、肉がかみにくいなどの理由で嫌がることもあります。その場合は、ひき肉を取り入れる、柔らかく煮込むなど、調理法や食材の工夫をしましょう。
2.キャラクターなどの好きなものを利用する
例えば、アンパンマンの食器を使うと、食べることに興味を持ってくれることがあります。お子さんの好きなキャラクターの器やスプーン、完食したら底にキャラクターが現れる仕掛けの器などを用意すると、お子さんの食べる意欲が湧きやすくなります。
また、盛り付けや見た目をきれいにしたり、可愛い型で動物の形にしてみたりするのも、お子さんの気分を盛り上げることができます。
3.無理に食べさせない
マナーとして「全部食べないとだめ!」と無理強いするのは、お子さんから食べる楽しみを奪ってしまいます。どうしても口に合わないものもあると思いますので、勧めても食べないなら、その日はあきらめてまた違う日に、違った調理法や味付けで出してみるのもいいでしょう。
4.少しでも食べられたらたくさん褒める
勇気を出して苦手なものを一口でも食べられたら、思いきり褒めてあげましょう。「よく頑張ったね!」と褒めることで、「もう少し食べられるかも」と思えるかもしれません。
5.食べ物の気持ちになって、伝えてみる
「ピーマンさん、食べてもらえないと悲しいよね」といったように、食べ物の気持ちを保護者の方が伝えてみるというのも一つの方法です。「じゃあ少しだけ」と素直に思えるのも小さい子ならではです。ごっこ遊びのように、「ニンジンさんも、○○ちゃんに食べてもらいたいよね?」などといった声かけをすることも、食事が楽しい雰囲気になるのでおすすめです。
1.お箸の使い方やマナーについて厳しくしすぎない
4~5歳は多くのお子さんが幼稚園や保育園に通い、集団生活をしている時期です。フォークやスプーンだけでなく、お箸を使う子も増えてきます。ほかのお子さんの食べ方と比べてしまって、マナーや箸遣いが気になる保護者の方も多いでしょう。
この時期は、お箸の使い方が少し気になる、食事中に話しすぎる、などと思うことがあっても大目にみて、まずは楽しい食卓の雰囲気を大事にしましょう。
2.生活リズムを整える
4~5歳のお子さんは、友だちと遊ぶのが楽しくて降園後も遅くまで友だちと遊んでいたり、習い事で疲れて夕飯の前に昼寝をしてしまったり、夕飯中に眠くなって集中できなかったりすることがありがちです。
特に幼稚園児に多いですが、園生活で疲れて夕方に寝てしまう場合、夕飯がとれず夜遅くに起きてしまうことがあります。その場合は、なるべく夕飯が食べられるように早めに声掛けをしてお昼寝を短くするようにしましょう。お子さんの体力についても考慮し、疲れていると感じたら、スケジュールを余裕のあるものにしたり、遊ぶ時間を早めに切り上げたりすることも大事です。生活リズムが整っていないと、食欲よりも眠気や疲れが勝ってしまうことがあります。
3.おやつや甘いものを与えすぎない
聞き分けが悪かったり、手のかかる兄弟姉妹がいたりする場合、お子さんに静かにしてもらうためにおやつをあげすぎてしまって、夕飯が食べられなくなることがあります。
園生活でおなかが空いてしまっている場合に、おやつを出すことはかまいませんが、特にチョコレートや飴などの甘いものは、「もっと欲しい!」と感じるお子さんが多く、食べ過ぎてしまいやすくなります。果物などの自然な甘さのものや具入りのおにぎり、調理パンなど、軽食になるものを用意するほうがいいでしょう。
4.お手伝いをしてもらう
4~5歳ごろになると、簡単なお手伝いができるようになります。玉ねぎの皮をむいてもらう、キャベツやレタスをちぎって洗ってもらうなど、簡単なお手伝いをしてもらうと食に興味を持ちやすくなります。簡単なサラダであれば作ることができますので、時間のあるときに一緒にトライするといいですね。
5.買い物に行き、食材の話をする
幼児期のお子さんと買い物に行くことは大変ですが、お子さんがスーパーで野菜や魚、肉を実際に見ることで、自分が食べているものがどのようにしてできているのかに関心をもちやすくなります。
「普段食べているハンバーグはこのひき肉からできるんだ」「唐揚げになる前はこんなお肉なんだ」といったように、子どもなりの発見があると思います。
6.食べ物に関する絵本を一緒に読む
食べ物が主人公になっている絵本を親子で読むことが、食べ物に関心をもつきっかけになることがあります。大人が「残さず食べましょう」と教えるよりも効果があるかもしれません。
例えば、『やさいのおしゃべり』(泉なほ いもとようこ, 金の星社)は、「いつ食べてもらえるのかな?」とドキドキしている野菜たちの気持ちを描いています。キュウリが嫌いな女の子が「1年生になったから、キュウリも頑張って食べてみる」という場面があり、同じような気持ちになるかもしれません。
7.楽しく会話をしながら食べる
4~5歳は、保育園や幼稚園で今日あったことを話したい時期です。おしゃべりもかなり上手になっていますから、「食事中は話さないで!」と怒ったりせずに、自由な会話を楽しみながら食べましょう。
話しすぎて箸が進まない場合には、「今はもぐもぐタイムだよ!」といったように食べることに集中する時間を作ってもいいと思います。
8.好き嫌いの原因を聞く
食べ物の好き嫌いがある場合は、率直にお子さんにその原因を聞いてみるといいでしょう。原因がわかれば、違う調理法を試すことができるかもしれません。嫌いな原因を避けることが難しい場合は、ほかの食材で栄養素が補えるならそれでもよしとしましょう。嫌いなものを食べさせることにこだわり過ぎないのも大事です。
1.間食の取り方や規則正しい生活について考える
今の小学生は塾や習い事で忙しく、間食が多くなりがちです。帰宅しても保護者がいない場合は、コンビニなどで好きなものを買って食べることも多いと思います。手軽に食べられるカップ麺などを頻繁に食べることもあるでしょう。同じものばかり食べ過ぎたり、コンビニの濃い味付けに慣れてしまって薄い味が物足りなくなったりすると、食が偏りやすくなります。
小学生は自由に行動できる場面が増えるため、食の偏りを整えるのが難しい時期です。保護者の方がずっと見守れなくても、おやつには何を食べているか、どんなものなら間食をとってもいいのかについて、話し合う機会を持つことも大事です。
お子さんのスケジュールが忙しすぎる場合は見直して、生活習慣を整えることも大切です。
2.栄養素について話をしてみる
高学年になると家庭科の授業が始まります。家庭でも、「肉はたんぱく質で筋肉や血液を作るのに必要、炭水化物はエネルギー源だよ」といったように、食卓に並んだものについて会話をすることが偏食を減らすために有効です。不足しがちな野菜やミネラルなども、「体の調子を整えるのに必要」と理解を深めることで、「嫌いでも食べてみよう」と考えるきっかけになります。
3.料理や野菜作りにチャレンジしてみる
小学生になると、包丁を使うことも可能です。ニンジンやキャベツなどのように切りやすい野菜を切ってもらったり、フライパンを使って朝ごはんの目玉焼きを担当してもらったりするなど、簡単な調理にもチャレンジさせてみましょう。自分で作ったものは美味しく思えますし、「もっと作ってみたい」と思わせればしめたものです。
また、プランターでミニトマトやパセリなども作れます。家庭菜園が難しくても、ベランダで失敗の少ない野菜を作って、成長を楽しむことも食に興味を持つきっかけになります。
4.給食を利用して食べられるレパートリーを増やす
嫌いなものでも、「友だちが美味しそうに食べていたから」という理由で食べられることがあります。男の子なら、「もっと身長を伸ばしたい」と思って、友だちと競い合って食べることもあるでしょう。
初めての食べ物が苦手なお子さんも、友だちが食べているのを見て、勇気が出る場合があります。
家庭でも、「今日のメニューは何かな?」「何が美味しかった?家でも作ってみようかな?」といったように、給食を話題にしてお子さんの好みを探るといいでしょう。
1.健康と栄養バランスについて知ってもらう
中学生以降になると、特に女子は見た目を気にして食事を抜いたり、食べるものを制限することがあります。部活や塾で忙しくなり、間食が増えて夕飯をゆっくりととれないこともあるでしょう。
厚生労働省の調査では、20歳台で週2回以上朝食を欠食するもののうち、約4割は中高生時代からその習慣があるという結果が出ています(厚生労働省平成国民健康・栄養調査報告)。
「生活習慣の乱れがある中高生ほど、欠食・偏食傾向が高い」という調査結果もあり(河村・石田・横山, 2013)、学校だけでなく家庭でも生活習慣について話をする機会が大事です。
2.心身のストレスに早めに気づくこと
中高生は心身の発達も著しく、お子さんに多大なストレスがかかっていることがあります。無理している、疲れていると感じたら、休むよう声掛けをしたり、食事だけにこだわらず、「いつでも見守っているよ」ということを伝えたりしましょう。
お子さんに心配事があると食事は思うように喉を通りにくくなり、スケジュールが忙しすぎると食事を楽しむ余裕が持てません。例えば、朝食だけは家族で食卓を囲むといったように、家族それぞれが忙しくてもなるべく会話ができる時間を作るように心がけましょう。
3.しつこく偏食のことを言いすぎない
中高生に食事のことを口うるさく言うと、反抗されがちです。
まずは、お子さんに悩みがないかを確認して、心配事があるようなら、それを解決したり軽減したりすることを優先させましょう。お子さんが見た目に悩んでいる場合は、無理なダイエットは健康に悪いということなどについて、機会を見て話してみましょう。
特定のものを極端に嫌がったり、食卓に何度出しても全く手を付けなかったり、見た目やにおいだけで拒絶反応があるなどという場合は、感覚過敏や発達障害を抱えている可能性もあります。そのような場合、お子さんは嫌いなものを食べるように強いられると、私たちが考えるよりも何倍も辛い思いをしています。
感覚過敏とは、視覚、味覚、触覚などの五感から受ける刺激を過剰に感じてしまう状態のことをいいます。
例えば、食事に関して言えば、イチゴやキウイ、トマトを食べたときのつぶつぶした舌ざわりが気持ち悪いと思ったり、熱いものや冷たいものを嫌がったり、匂いや後味が苦手な場合があります。
感覚過敏がある場合は、例えばどれだけみじん切りにしても「ピーマンが入っている」などと気が付いてしまったりして、今まで食べていたものでさえ、食べなくなることがあります。こういった場合は、苦手なものを無理して克服させるのではなく、食べられるものや好きなものを中心にしたメニューを考えるほうがいいでしょう。
次に、発達障害とは、生まれつきの脳機能に何らかの特性があることで、社会生活に困難を抱えやすくなる状態をいいます。発達障害として代表的なものは、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)などです。そのうち、偏食との関連性が指摘されることが多いのは、特に自閉スペクトラム症です。
自閉スペクトラム症は、こだわりが強かったり同じものや同じパターンを好んだりする傾向があり、さらに感覚過敏である人が多いことが特性として挙げられます。
そうした特性から、自閉スペクトラム症を抱える子どもは偏食になりやすく、食感や温度、色、ブランドなどへの強いこだわりを示すことや、いつも食べているものでも形が違うだけで同じものと認識できないといった認知面の問題も抱えやすいことが指摘されています。
通常は年齢を重ねるとともに食べられるものが増え、偏食は改善されることが多いですが、自閉スペクトラム症を抱える子どもの場合は、偏食パターンが変わりにくいという報告があります(Williams,Gibbons, and Schreck, 2005)。しかし、国内の報告では、食べたことがないか工夫しても食べない食品の数が、3~5歳から6~9歳、10~18歳と年齢が上がるほど減っていく傾向を示すものもあります(立山・宮嶋・清水, 2013)。この報告の中では、自閉スペクトラム症の偏食への対応として効果があったのは、以下の対応だったと述べられています。
自閉スペクトラム症などを抱えている場合には、同じものを食べ続ける傾向があるので、栄養が偏ったり発育に影響を及ぼしたりすることがあります。継続的に十分な栄養が摂れない食事をしていると、無気力になったり知的発達が阻害されたりする可能性が生じます。
偏食がひどくて食が細い、食事を嫌がって体重が増えない、体が弱いなどの問題があれば、保健センター等の保健師や栄養士、小児科の医師に相談してみましょう。検査等を行うことで、発達障害や感覚過敏の特性が分かり、効果的な対応を考えられる場合があります。
偏食で好き嫌いの多いお子さんでも、おおよその栄養素が摂れていれば、食べられないものを無理に克服しなくてもよいと思います。まずは楽しい雰囲気を作って、食事に関心をもたせることに配慮してあげましょう。何をやっても偏食が治らないと思い悩む方も多いと思いますが、成長とともに何かのきっかけで食べられるようになり、好きなもののレパートリーが増えることもあります。
また、食べ物に強いこだわりがあり、心身の発達に影響が見られる場合は、早めに保健センターや小児科医に相談をしましょう。
子どもの毎日の食事に気を遣いすぎて疲れてしまったり、様子を見てもいい程度の偏食なのかが分からずに悩んでいたりする場合は、カウンセラーに相談してみることも一つの方法です。
<参考文献>
吉田隆子(2012)幼児の食行動に関する研究:子どもの視点から見た食事場面の意味, 日本食生活学会誌, vol.22 ,No.4, pp.325-330
立山清美・宮嶋愛弓・清水寿代(2013)自閉症児の食嗜好の実態と偏食への対応に関する調査研究, 浦上財団研究報告書 ,vol.20, pp.117-132
趙成河・園山繁樹(2018)自閉スペクトラム症児の偏食に対する食物同時提示法の適用, 自閉症スペクトラム研究, vol.15, No.2, pp.37-50
Williams, K. E., Gibbons, B. G., & Schreck, K.A.(2005)Comparing selective eaters with and without developmental disabilities. Journal of Developmental and Physical Disabilities, vol.17, No.3, pp.299-309
河村昌幸・石田章・横山繁樹(2013)中高生の朝食欠食・偏食に関する考察, 農業生産技術管理学学会誌, vol.20, No.3, pp.85-93
加藤則子(2005)食の問題行動と対応, 第25回 母子健康協会シンポジウム 保育と療育, https://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no69/con05_16.htm(2021-10-20 参照)
厚生労働省(2020)令和元年 国民健康・栄養調査報告
厚生労働省:「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会」報告書について, https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/02/s0219-3.html(2021-10-20 参照)
発達障害のある子どもの“偏食” その実態と解消へのヒント - 記事 | NHK ハートネット, https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/281/(2021-10-20 参照)