ABA(応用行動分析)とは、特に発達障害の自閉スペクトラム症(ASD)を抱える子どもの問題行動の改善に用いられ、行動の原因を個人の心の中や特性に求めるのではなく、周りの環境(きっかけや行動の結果)との相互作用に求めて分析することで、適正な行動ができるように環境調整を行う療育の手法です。指導者が遊びを通じて子どもの行動を変えたり、子どもの問題行動を改善するような親の関わり方を考えたりします。
自閉スペクトラム症(ASD)の子どもの育児に悩んでいる方だけではなく、子どもの癇癪(かんしゃく)、暴言・暴力、不登校などの問題を抱えている方にもおすすめです。