介護うつとは、介護をする人が次第に肉体的にも精神的にも疲れてしまい、うつを発症することを指します。特に家で介護をする場合、介護者の負担が大きくなりやすく、介護うつを招きやすいです。
介護うつになる原因としては、まず精神的なストレスが挙げられます。身内とはいえ、介護の知識がない人が介護をするのはとても大変なことです。しかし責任感の強い人ほど、「自分の家族なのだから」という気持ちで一生懸命介護をしようとします。しかし被介護者が認知症の場合、介護をしても感謝してもらえなかったり、時には罵声を浴びせられることもあり、それが大きなストレスとなりやすいです。また、他に家族がいない場合や、介護の負担が1人に集中してしまう場合、孤独感を感じることもあり、1人で思い詰めてしまうケースが多いです。
精神的なストレス以外にも、肉体的なストレスも原因になりやすいです。入浴介助や移乗介助などはとても力がいりますし、毎日のこととなると肉体的にも疲れやすくなります。
また、介護のために仕事を休んだり辞めたりしている場合、経済的な負担もかかりやすく、お金の不安なども加わり、介護うつになりやすくなります。
・介護のストレスが限界でもうやめたい
・介護うつになってしまいそうだ
・介護で毎日イライラしているけど、家族を見捨てるわけにもいかずどうすればいいか分からない
このようなことでお悩みではないですか。
責任感が強く真面目な人ほど、家族のために頑張らなければという思いが強く、途中で疲れたりストレスを感じても、相手のために頑張ろうと自分を追いつめてしまいやすいです。また、介護のストレスについて周りの人に相談するということは、家族のことを悪く言っているようで言いにくいという人も多く、なかなか相談できずに1人で悩みを抱えてしまう方も多いです。
もしそのようにお悩みでしたら、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。カウンセラーが専門家の立場から相談に乗らせていただきます。